2020/08/28
LCTエアソフト「LK-33A2/A3電動ガン」製品レビュー
リアルなスチールプレス製レシーバーを纏ってHK33を再現
G3(LC-3)シリーズで多くのマニアの注目を集めたLCTエアソフトから、HK33(LK-33)シリーズがリリースされる。
▲LK-33A2
▲LK-33A3
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
実銃のH&K HK33はM16と同じ5.56mm×45弾を使用し、発射方式はG3シリーズと同じローラーロッキング方式を踏襲。G3をそのままダウンサイジングしたかのような外観となっており、G3やMP5とともにH&Kのウェポンシステムの一角を形成している。
ワイドタイプのハンドガードを標準装備。オプションのバイポッドが装着できる
MP5と共通のエルゴノミクスデザインのトリガーグループ。グリップはモーターが内蔵されているにもかかわらず握りやすい
フロントセクションの形状は細身のバレル以外はほぼG3と同じ。フラッシュハイダーはスチールからの削り出し
LCTエアソフトはLC-3シリーズ同様、レシーバーをスチールプレスで再現。実際に手にすると、いかにもLCTエアソフトが生み出すエアガンらしい質感・重厚感と、ポリマー製パーツを多用した現代のアサルトライフルにはない鉄砲らしさを漂わせ、外観の完成度は高い。
重厚感漂うスチールプレス製のレシーバー。セレクターレバーはS(セーフ)、E(セミオート)、F(フルオート)となっている
G3シリーズ同様、コッキングレバーはロックすることが可能。この動作に憧れるマニアも多いはず
A3に付属するリトラクタブルストック。縮めるとかなりコンパクトになるが、バットプレートが小さいのでやや構えにくい
バリエーションは固定ストックのA2とリトラクタブルストックのA3がある。オーソドックスな電動ガン(AEGタイプ)のほかにリコイルショックが体感できるEBBタイプも用意されている。オールドユーザーのみならず若い方にもHK33の持つ魅力をこのモデルを通して味わってほしい。
DATA
- 全長:929mm/735~929mm(ストック伸長時)
- 重量:4,080g/4,550g
- 装弾数:130発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:LCTエアソフト
(※データは前がA2、後がA3)
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年10月号 P.30~31より抜粋・再編集したものです。