2020/08/09
GOLDEN EAGLE「CAR-15 スポーツライン 電動ガン」製品レビュー
ナム戦マニアも納得するCAR-15の電動ガン
ベトナム戦争で使用されたM16は、小口径高速弾の恩恵でこれまでのライフルに比べ命中精度が上がり、フルオート射撃も容易になった。そのバリエーション展開として、車両や航空機の搭乗員向けの自衛用や特殊部隊向けの要請を受けた短いM16を開発。これが現在まで続くAR系カービンの始まりで、まず最初にできたのがM605(通称CAR15)である。
M16をそのままダウンサイジングさせた可愛らしいルックスだが、内部は共通なのでフルサイズのM16と何ら変わらない。またこのCAR-15はM605(GX5857)と呼ばれるチューリップハイダーとリブのないスッキリとしたフレームが特徴の最初期型を再現するなどマニアも納得のチョイスがされている。
デルタハンドガードはM16を象徴するパーツの1つで握り心地がよい。左右に分割するとバッテリーコンパートメントにアクセスできる
キャリングハンドルは固定式でリアサイトガードも兼ねている。フレームにつけられたモデル名はCAR-15ではなくGX-5857であるところも再現されている
ストックは強固な造りのフィクスドタイプだが、後部のレバーを操作すればスプリングの力で勢いよく後方に伸びる
チューリップハイダーも一般的なものではなく、一段絞った形状の初期型が標準装備されている
レシーバーは樹脂製のスポーツラインだが、サバイバルゲームでもバリバリ使える強度は充分にある。M4系のカスタムばかりが注目されるがオールドスクールなM16系のカスタムも味があるので、ぜひとも試してほしい1挺だ。
DATA
- 全長:690mm
- 重量:2,380g
- 装弾数:300発
- 価格:¥16,800
- お問い合わせ先:UFC
e-mail:wholesale@ufc-web.com
TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:小森未彩
HAIR & MAKE UP:西田聡子
撮影協力:東京サバゲパーク
この記事は月刊アームズマガジン2020年9月号 P.95より抜粋・再編集したものです。