2020/01/06
S&T「M16A4 & M4A1 RAS フルメタルガスブローバックガンブラック」製品レビュー
高剛性なフルメタルガスブローバックが一挙4挺そろい踏み
●フルメタルかつガスブロだがリーズナブル
ガスブローバックモデルの楽しみってやつは、一度知ってしまうとヤミツキになる。リコイルショックはもちろんだが、トリガーのフィーリングやチャージングハンドルのフィーリングなど、電動ガンでは味わえない楽しみが数多く存在するのだ。
冬場はガスガンのオフシーズンだが、それでもガスブローバックを楽しむゲーマーは数多く存在するのだ。そんなガスブロファンの強い味方がS&Tだ。比較的リーズナブルながらもフルメタルのガッシリとしたボディ、そしてバレルやチャンバー周りは電動ガンと共通という仕様なので、チューニングベースにもバッチリなのである。
●代表的なラインアップ
今回の4モデル、長尺のM16A4とM16A4RIS、カービンサイズのM4RISとさらにコンパクトなM4CQB-Rとなっている。
▲M16A4 RIS
- 全長:997mm
- 重量:3,140g
- 装弾数:50発
- 価格:¥38,000
▲M16A4
- 全長:997mm
- 重量:3,190g
- 装弾数:50発
- 価格:¥34,800
▲M4A1 RIS
- 全長:770mm/850mm(ストック伸長時)
- 重量:3,010g
- 装弾数:50発
- 価格:¥36,800
▲M4 CQB-R
- 全長:667mm/745mm
- 重量:2,930g
- 装弾数:50発
- 価格:¥36,800
M16A4以外はレールシステムが標準装備されており、高い拡張性が魅力的だ。とはいえ、M16A4のスタンダードな姿に惹かれるファンも多いだろう。ボディは前述のとおりフルメタルなので、その剛性感に関しては疑いの余地はない。
フルサイズのM16A4系では、迫力あるブルバレルが搭載されている。M4カービン系とは異なる仕様は、力強いシルエットである
ガッシリとした固定ストックもM16A4系に装着されている。ガッシリとしたストックは大柄のボディによく似合う
M4系はスタンダードなコラプシブルストックを装備する。もちろん伸縮調整も可能なので、様々な装備や体格に合わせることができる
また、フルサイズのM16A4系とM4系では刻印が異なっており、M16A4系はFN刻印、M4系はコルト刻印となっているのも見逃せない。ガスブローバックの長モノとしてはリーズナブルではあるが、フルメタルのボディやリアルな刻印など、細かい部分にまで配慮が行き届いている。
フルサイズのM16A4系はFN刻印が施されている。また、スチール製マガジンキャッチはアンビ仕様になっている
CQB-R以外のモデルは取り外し可能なキャリングハンドルが装備されている。今となっては、キャリングハンドルが搭載されている姿も個性的である
CQB-RはLMTタイプのリアサイトが搭載される。もちろんフルアジャスタブルなので、上下左右の調整が可能である
寒い時期ではマガジンのコンディションに気を遣う必要はあるが、それさえクリアすれば激しいブローバックの作動を楽しむことができるのだ。
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TEXT:モロ☆
この記事は月刊アームズマガジン2020年2月号 P.80より抜粋・再編集したものです。