2019/12/29
LCTエアソフト「LCK12 EBB」製品レビュー
AKの最新モデルを独自のEBBシステムで再現
LCTエアソフトのAK EBB(エレクトリック・ブローバック)シリーズは今までにない特徴を有している。従来のギアボックスをベースに、リコイルウエイトを兼ねたリアルディテールのボルトキャリアとリコイルスプリングをギアボックス上部に設置。レシーバーカバーを外すとガスブローバックガンのようになっている。
ボルトキャリアはギアボックス側のピストンと連動しており、BB弾が発射されるとピストンに同調してボルトキャリアが後退、リコイルショックを発生させる。構造は極めてシンプルだが、撃ち応えだけではなく見た目にもガスブローバックガン的な要素を盛り込んでいるのだ。
AK EBBシリーズは全27機種ラインアップされており、ここで紹介するのは最新の第5世代のAKシリーズを再現したモデル。レシーバートップとハンドガードにピカティニーレールを追加、伸縮・折りたたみ可能なマルチフォールディングストックに変更されているのが特徴だ。
アメリカンモダナイズドAKのようにセレクターレバーにはタブが追加されて操作しやすくなっている
マルチフォールディングストックは他のAK74シリーズと同じくレシーバー左側に折りたたむことができる
レシーバートップとハンドガードにピカティニーレールが追加され、リアサイトはトップレール後部に設けられている
レシーバーカバーを外したところ。ギアボックス上部に巧みにボルトキャリア(リコイルウエイト)とリコイルスプリング&ガイドを配置している
実銃同様のプロセスでボルトキャリア(リコイルウエイト)とリコイルスプリング&ガイドが取り出せる
バッテリーはハンドガード内に収納する。7.4Vスプリットタイプのリポバッテリーが指定されている
DATA
- 全長:685mm/945mm(ストック展開時)
- 重量:4,100g
- 装弾数:130発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:LCTエアソフト
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2020年2月号 P.27より抜粋・再編集したものです。