2019/12/07
G&Gアーマメント「SR25 E2 APC M-LOK電動ガン」製品レビュー
ナイツアーマメントとの正式契約でSR25の最新モデルを再現
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
●デルタフォース御用達
AR15(M16)の原点であるAR10の直系子孫であるナイツアーマメントのバトルライフルSR25。基本的な構造や操作性はAR15と同じながら強力な7.62mm×51弾を使うことから、スナイパーライフルタイプはアメリカ陸軍によってM110という制式名称が与えられ、カービンタイプはアメリカ陸軍特殊部隊デルタフォースによって実戦投入されてきた。
そんなARスタイルのバトルライフルとしてもっとも知名度があるSR25を、G&Gアーマメントはナイツアーマメントと正式契約により電動ガンで再現した。G&GアーマメントにはGR25というSR25をモチーフにした電動ガンがすでにラインアップされているが、今回再現されたSR25はGR25とは互換性のない完全新規の電動ガンである。
16インチのカービンレングスのバレルとスチール製7.62mmQDCフラッシュサプレッサー
ナイツアーマメントのロゴが誇らしげに入れられたロアレシーバー
●G2Hメカボックスを採用
G&GアーマメントはSR25のバリエーションの中から16インチバレル+M-LOKハンドガード付きの最新モデルをチョイス。刻印やディテールはもちろんのことセレクターレバーやマガジンキャッチなどのアンビコントロールレバー類は実銃同様に機能する。
M-LOK仕様のミッドレングスURX4ハンドガードのコンビネーション
レシーバー右側には口径、ナイツアーマメントのアドレスが刻まれている
バッファーチューブ基部にはQDスイベルマウンティングポイントが設けられている
そして内部にはSR25専用のG2Hメカボックス、ETU/MOSFETを標準装備。残弾がなくなると自動的に作動が停止する機能が搭載されている。さらに今回、実銃にあわせて発射モードはセミオートオンリーとなっている。
G2Hメカボックスの採用に伴い従来品より小型化されたMOSFETを採用。バッテリーが収納しやすくなった
G2Hメカボックスに対応したSR25専用マガジン
発射方式は実銃同様セミオートオンリー
実射してみるとETUながらトリガーフィーリングはナチュラルで、狙いを定めてトリガーを引き絞りながらじっくり撃つことができる。作動時の静粛性も高く、ロータリータイプのホップシステムのおかげで実射性能は良好。実銃同様にスナイパーライフルとしても活用できる。
ハイエンドモデルにふさわしい完成度を誇るSR25 E2 APC M-LOK電動ガン。欲しかった方はぜひこの機会に手に入れよう。
DATA
- 全長:890mm
- 重量:3,275g
- 装弾数:100発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:ホワイトハウス
TEL03-3697-0212
TEXT:毛野ブースカ
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:東城咲耶子
HAIR & MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:バトルシティ
この記事は月刊アームズマガジン2020年1月号 P.86~87より抜粋・再編集したものです。