2019/10/29
ついに国内販売! 実銃ブランドのエアガン SIG AIR 「MCX VIRTUS」
早ければ年内発売か!?
SIG製エアガン第1弾を飾るのはこのモデルだ!
SIGSAUERがエアガン部門を立ち上げ、オリジナルのエアガンを展開するのはご存知のとおりだ。その第1弾となるのがこのMCX VIRTUSである。
マルチキャリバープラットフォームであるMCXは、その発展性や拡張性が特徴的だが、このモデルでもその特徴は踏襲されている。注目は、実銃とおなじくハンドガードやストックの交換が容易になっている点である。
ロアレシーバーには大きくSIGの刻印が施される。表面仕上げの質感も非常にリアルである
トリガー上方に、エアガンであることを表す口径表示が記されているが、それ以外は実銃に準拠している
ハンドガードはM-LOK仕様。このバーチカルグリップは参考品だが、こういった実銃オプションとの親和性も当然高い
ハイダーは微妙にツイストされているスリットが特徴的だ。バッテリーはハンドガード内に収納する
セレクターはアンビとなっており、右側が小型化され使いやすくなっている。独特のセレクター表記も特徴的だ
ピストルグリップのテクスチャーは、P226シリーズのグリップなどで馴染みあるものだ。すでに同シリーズを愛用しているシューターならば、なんの違和感もないだろう
現状では未定ではあるが、純正のオプショナルパーツも数多く用意されるであろうし、実銃同様ヴァリアントも豊富になるであろう。長さの違うハンドガードやデザインの違うストックを数種用意しておけば、フィールドやミッションによってMCXの性格を大きく変えることができるのだ。
ストックは上部のボタンを押すと伸縮できるだけでなく、レシーバー後端とレールで結合している。そのため、他のストックへの付け替えもやりやすい
ハンドガードとレシーバーの結合部は実銃同様のデザインとなっているので、ハンドガードの付け替えも容易となっているのだ
内部機構に関しては現時点において明らかにはなっていないが、SIG SAUER自らが品質管理を行なうというから楽しみである。ブランドイメージを維持するためにも、エアガンとはいえ手を抜かないというSIGの矜恃がどれほど反映されているのだろうか。発売前から楽しみなモデルである。
DATA
- 価格:予価¥58,000(2019年内発売予定)
- お問い合わせ先:ライラクス
※写真のレールガード、ハンドストップ、グリップ、フロントサイトは別売
TEXT:モロ☆
この記事は月刊アームズマガジン2019年12月号 P.28~29より抜粋・再編集したものです。