2019/08/29
G&Gアーマメント「AR-15 SBR8 電動ガン」製品レビュー
SEEKINS PRECISIONのM4カスタムを電動ガンで再現
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
製品化が発表されて以来、多くの注目を集めていたG&Gアーマメントの新製品「AR-15 SBR8電動ガン」(以下SBR8)がついに発売された。G&GアーマメントといえばオリジナルデザインのM4カスタムのイメージが強い。しかし、今回発売されたSBR8は、カスタムガンメーカー「SEEKINS PRECISION」とアメリカのエアガンディストリビューター「EMG」との正式契約によりモデル化されたものだ。
キーモッドシステムを採用したSEEKINS PRECISIONのMCSRV2レールシステム。徹底的に軽量化されており、後部両側にトレードマークが施されている
側面がラウンド状にカットされたマガジンハウジングが特徴のSP223ロア&アッパーレシーバー。右側にはSEEKINS PRECISIONのトレードマークが入れられている
SP223ロア&アッパーレシーバーの特徴である一体型のトリガーガード。カーブさせることでマガジンハウジングの形状と一体感を持たせている
まず目に入るのが、大胆な軽量化とキーモッドシステムが採用されたMCSRV2レールシステムと、SP223ロア&アッパーレシーバーのコンビネーション。SEEKINS PRECISIONのトレードマークはもちろん、セレクターレバーといったスモールパーツに至るまで実銃同様の形状を再現。さらに民間系M4カスタムらしいシルバーフィニッシュのアウターバレルにはEMG SEEKINSルークフラッシュハイダーが装着されている。
14mm逆ネジ仕様のマズルにはアグレッシブな三又形状が特徴のEMG SEEKINSルークフラッシュハイダーを装備
オーバーサイズのボルトキャッチにはディンプル状の滑り止めが施されている。ロアレシーバー左側にもトレードマークが入っている
SEEKINS PRECISIONタイプのアンビセレクターレバーやマガジンキャッチにもボルトキャッチと同様の滑り止めが施されている
アンビタイプのビッグラッチチャージングハンドルもSEEKINS PRECISIONタイプが付属
クレーンタイプのバッテリーストックにはバーストシュートが選択可能なMOSFETが標準装備されている
ホップアップシステムはロータリータイプを採用。ボルトロック機能によりダミーボルトはホールドオープン状態で固定できる
内部メカはMOSFET&電子トリガーを標準装備したG&Gアーマメントの最新ギアボックス「G2システム」を搭載。キレのあるシューティングが味わえる。外観、内部ともに最新のM4カスタムにふさわしい完成度を有している。
DATA
- 全長:880mm/970mm(ストック伸張時)
- 重量:3,120g
- 装弾数:90発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:ホワイトハウス 03-3697-0212
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2019年10月号 P.30~31より抜粋・再編集したものです。