2019/08/01
BOLTエアソフト「AKS74U-USSR-」製品レビュー
プラウダ別注のサイドマウントベースなしモデルが登場
●こだわりのサイドマウントベースなし
BOLTエアソフトの電動ガンAKS74UN(通称クリンコフ)は電動ガンとは思えないほど強烈なリコイルショックが体感できるモデルとしてマニアから厚い支持を得ている。今回紹介するAKS74U-USSR-はプラウダがBOLTエアソフトに別注した限定モデルだ。最大の特徴はレシーバー左側に付属しているサイドマウントベースがないことだ。
サイドマウントベースがないUSSR時代のレシーバーを再現
レシーバーカバーのヒンジを兼用したリアサイト。ブレードはL字型となっている
AKS74と同様のメタルフォールディングストックを装備
実銃は旧ソビエト連邦時代に作られたモデルをイメージしており、プラウダのクリンコフに対するコダワリで実現した。そのため、通常品と区別するために名称をAKS74UNではなく「AKS74U-USSR-」としている。エアガンとして製品化されているAK74シリーズにはほとんどと言っていいほどサイドマウントベースが付属しており、新鮮な印象を受ける。
●常識を超えたリコイルショック
サイドマウントベースがない以外は新型ピストンヘッド、新型シリンダーヘッド等の最新スペックとなったB.R.S.S.を搭載。実射すると電動ガンとは思えないほど肩を激しく揺さぶるハードなリコイルショックが体感できる。マガジンの装弾数は130発。バッテリー(11.1Vリポバッテリー)はアッパーハンドガード内に収納される。
ショートタイプのハンドガードは木製。アッパーハンドガード内にバッテリー収納スペースが設けられている
レシーバーカバーを開けるとBOLTエアソフトオリジナルのB.R.S.S.が現れる
特徴的な赤茶色の樹脂製マガジン。装弾数は130発
マニアックなこだわりがヒシヒシと伝わってくるプラウダ別注のAKS74U-USSR-。旧ソビエト連邦時代の装備にふさわしい1挺だ。
DATA
- 全 長:500mm/735mm(ストック展開時)
- 重 量:3,200g
- 装弾数:130発
- 価 格:オープン
- お問い合わせ先:プラウダ
TEXT:毛野ブースカ
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:古川いおり
HAIR&MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:サバイバルゲームBATTLE CITY
この記事は月刊アームズマガジン2019年9月号 P.88より抜粋・再編集したものです。