エアガン

2021/01/19

カラシニコフエアガンPICKUP!!【AK74前編】

 

 AK-47をはじめとするAKファミリーは世界のさまざまな国で製造されており、バリエーションも豊富だ。エアガンも同様であり、さまざまなメーカーが創意工夫を凝らしてAKファミリーをリリース。もはや数えきれないほどの数となっている。今回はそのカラシニコフのエアガンをタイプ別に厳選してご紹介しよう。ぜひ、カラシニコフエアガン選びの参考にしていただきたい。

 では、今回はAK74のカラシニコフエアガンをご紹介していこう。

 

 


 

東京マルイ

次世代電動ガン AK74MN

 

次世代電動ガン AK74MN

 

 あまり知られていないかも知れないが、次世代電動ガンシリーズの第1弾はAK74MN だったのである。AK74 の名は冠しているが、オールブラックの精悍なスタイルはAK のイメージを覆し、またリコイルを伴う射撃感で電動ガンの新たな可能性の扉を開いたのだった。

 

東京マルイ  次世代電動ガン AK74MN
レシーバー左面にマウントベースが装着されている。純正オプションのマウントレールを介して各種光学機器を搭載する

 

東京マルイ  次世代電動ガン AK74MN
ストック展開時には、バットプレートにあるボタンを押してロックを解除してサイドにスイングする。収納時にバタつくことはない

 

DATA

  • 全長:700mm/ 943mm(ストック展開時)
  • 全高:260mm
  • 全幅:70mm
  • 重量:3,040g
  • 装弾数:74 発
  • 価格:¥54,800
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 


 

東京マルイ

次世代電動ガン AKS74N

 

次世代電動ガン AKS74N

 

 AKS74NはAK74MNと同じく、次世代電動ガンだ。実銃同様に可動するメタルフォールディングストック、木目調フルサイズハンドガード、通称赤マガジンと呼ばれている特徴的な色合いのマガジンが忠実に再現した。

 

DATA

  • 全長:703mm/ 945mm(ストック展開時)
  • 全高:260mm
  • 全幅:70mm
  • 重量:2,960g
  • 装弾数:74 発
  • 価格:¥49,800
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 


 

東京マルイ

次世代電動ガン AKS74U

 

次世代電動ガン AKS74U

 

 AK74 のショートバージョンの別名「クリンコフ」は木目調ハンドガード、実銃同様の色合いのマガジンやグリップなどをリアルに再現。次世代電動ガンのAKシリーズはどのモデルでもリアルな射撃感と質感、そして次世代を名乗るに相応しい弾道性能を備えており、他社とは一線を画する存在となっている。オートストップ機能は備えていないが、粒ぞろいのラインアップはとても魅力的な存在だ。

 

DATA

  • 全長:499mm/ 739mm(ストック展開時)
  • 全高:270mm
  • 全幅:66mm
  • 重量:2,630g
  • 装弾数:74 発
  • 価格:¥49,800 
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 


 

KSC

AK74M

ガスブローバックガン

 

ガスブローバックガン AK74M

 

 国内メーカー随一の再現度合いを誇るKSC が作るAK74 シリーズは、ガスブローバックと電動ガンの2種である。今回ご紹介するのはAK74M だが、それぞれに電動ガンとガスブローバックが存在するのだ。ガスブローバックモデルは、システム7TWO ユニットと大容量のマガジンから繰り出される迫力の作動が楽しむことができる。

 

KSC  AK74M ガスブローバックガン
システム7TWO ピストンを内包するボルト。このピストンのおかげで迫力ある作動を味わうことができる。また、弾道性能も高い

 

KSC  AK74M ガスブローバックガン
ガスブローバックモデルのマガジンには、空撃ちモードを選択できる機構が備わっている。このモードは、弾切れでも作動を続けるのだ

 

DATA

  • 全長:704mm/ 945mm(ストック展開時)
  • 全高:260mm
  • 全幅:72mm
  • 重量:3,500g
  • 装弾数:42 発
  • 価格:¥49,800
  • お問い合わせ先:KSC

 

 


 

KSC

AK74M TEG

 

KSC  AK74M TEG

 

 TEG モデルではあえてリコイル機構を搭載せず、初速とサイクルの調整が可能という挑戦的な仕様となっている。リアルな外観はもちろんのこと、残弾がなくなると機構が停止するリアルなメカニズムを搭載している。また、他にも電動ガンのAK74M にはリコイルユニットを搭載するERG モデルも存在する。

 

KSC  AK74M TEG
発射サイクルと初速は同時に調整することができる。反比例の関係にあり、初速が上がればサイクルが下がり、初速が下がればサイクルが上がる

 

KSC  AK74M TEG
アッパーハンドガード内にバッテリーを収納する。非常にシンプルな雰囲気だが、操作性とリアリティを高い次元で両立させている。コネクターはロアハンドガードに収納される

 

DATA

  • 全長:704mm/ 945mm(ストック展開時)
  • 全高:260mm
  • 全幅:72mm
  • 重量:3,260g
  • 装弾数:30 発/60 発
  • 価格:¥48,000
  • お問い合わせ先:KSC

 

 


 

LCTエアソフト

LCK74MN EBB

 

LCTエアソフト  LCK74MN EBB

 

 古くからAK系の電動ガンでは、ボルトが前後動をするモデルが存在した。しかし、このLCT 製のLCK74MN EBBはだいぶ様子が異なる。電動ガンにも関わらず、重量のあるボルトが激しく前後動するのである。レシーバーカバーを開くと、まるで実銃かガスブローバックモデルのようなボルトが目に入る。そしてバッテリーを繋いで作動させると、激しいブローバックアクションを示すのだ!
 もちろんLCTなので、外装のリアル感もかなりのモノだ。AKらしい荒々しささえ感じる表面仕上げは、AK のもつアウトサイダーな雰囲気を増長してくれる。ガッチリとした剛性感とざらりとした肌触りは、西側諸国のライフルとは一線を画する存在なのである。

 

LCTエアソフト  LCK74MN EBB
ただザラリとしているだけでなく、それぞれの素材での仕上げ違いがリアルな風合いに色を添える。AK74MN は過渡期モデルとはいえ、AK74 シリーズ中でもモダナイズされた印象だ

 

LCTエアソフト  LCK74MN EBB
LCT のEBB のハイライトはこちらのボルトユニット。電動ガンとは思えないパーツ構成だ。ボルトキャリアにガスピストン、長いリコイルスプリングはまるでガスブローバックのようだ

 

DATA

  • 全長:710 mm/ 950mm(ストック展開時)
  • 重量:3,700g
  • 装弾数:130 発
  • 参考価格:オープン
  • お問い合わせ先:LCT エアソフト

 


 

【AK47編】はこちら

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【AK74後編】はこちら

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【PP-19 BIZON編】はこちら

 

TEXT:モロ☆ / アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年1月号 P.50~52より抜粋・再編集したものです。

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