2020/01/24
シューティングマッチ「LIMITED 2019」レポート
毎年秋に開催されるスピード系シューティングマッチ「リミティッド2019」が11月23~24日にかけて東京都中央区産業会館3階で開催された。
4つあるステージの内容は前年と変わらないが、5(4)ストリング中ベスト4(3)を採用へと戻され、ステージ1 青龍を左右2回ずつ撃つというルール変更が実施された。さらに総合成績には含まれないオプションステージが設けられた。
クラスも豊富で自分の使いたい銃で出場できるのがリミティッドの面白さだ。白熱した大会の模様をお伝えしよう。
ステージ1 青龍
ステージ1 青龍は右利きの射手は左→右(左利きは右→左)への横移動に加えて、右→左(左→右)への横移動が課せられた。まずは左→右へ横移動してシュート
そのまま折り返すような感じで右→左へ横移動してシュートする。一般的には利き腕とは反対側への横移動はないので、練習の成果が出るところだ
ステージ2 朱雀
ステージ2 朱雀は5ストリング中、どちらかのボックスから3回撃たなければならない。5枚のターゲットが絶妙に配置されており、飛ばすとミスを犯しやすく、撃ち残しする方もいた
ステージ3 白虎
ステージ3 白虎は縦移動が課されるステージ。ボックスAで撃たなければならないターゲットを撃ってからでないとボックスBに移動できない。ここでタイムを落とす方が多かった。様々な銃が見れるのがリミティッドの面白さだが、ポンプアクションショットガンを使ってマニュアルローダー部門で参加される方が今年は増えていた
オプションステージ
ATPFのステージ1「ペンタゴンルーレット」を撃たせるオプションステージ。総合タイムには含まれないが、上位者には各タイムテーブル&各部門別に表彰された
参加者のスタイルも様々
スピードシューティングには不利を思われる89式小銃のガスブローバックガンで参加した選手。巧みにセレクターレバーを操作していた
最近あまり見かけなくなったKSCのガスブローバックガンM945を使って参加した選手
東京マルイのデザートイーグル.50AEにマイクロドットを装着してスピードシューティング向けにカスタム
レッグホルスターにベルトキット、ウェポンライト付きHK45というタクティカルスタイルで参加
各部門のリザルトについてはアームズマガジン本誌(P.188)に掲載しているので、ぜひあわせてご覧いただきたい。
TEXT:毛野ブースカ
取材協力:一般社団法人日本トイガン射撃協会(JTSA)/フリーダムアート
この記事は月刊アームズマガジン2020年2月号 P.188より抜粋・再編集したものです。