2020/01/02
G&Gアーマメント「COBALT KINETICS BAMF Team」製品レビュー
マガジンのオートエジェクト機能を電動ガンで初めて再現
数あるM4カービンカスタムの中でも前衛的なデザインで有名なのがCOBALT KINETICS(コバルトキネティクス)だ。G&Gアーマメントはコバルトキネティクスとの正式契約により、同社を代表するモデル「BAMF Team」を電動ガンで再現した。
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
実銃の特徴である残弾がなくなるとマガジンが自動的にエジェクトされる「C.A.R.S(コバルト・アドバンテージ・リロード・システム)」を再現するために専用マガジン「A.D.A.M.(オート・ドロップ・アドバンス・マガジン)」を採用。マガジン上面のロックレバーによってオートエジェクト機能のオン/オフが切り替えられるようになっている。
実銃同様の形状と刻印が再現されたコバルトBAMFレシーバー。マガジンキャッチはアンビタイプ
指で押しやすいように後方に延長されたマガジンキャッチとプレーンなエジェクションポートカバー
左右合計12個のサイドポートが開けられたブルーカラーのフラッシュハイダー。U字型に窪んだ先端部分の形状も独特だ
軽量化とスリム化が図られているTEAMハンドガード。前後にQDスリングマウンティングポイントが設けられている
コバルトキネティクスのロゴがプリントされたA.D.A.M.。装弾数は90発
アンビタイプのセレクターレバーは通常のM4カービンの半分でセミ→フルへの切り替えができる45ディグリータイプ
ゴールドフィニッシュのラウンドトリガーにワイドタイプのトリガーガードのコンビネーション
ブルーのバッファーチューブが印象的なフィクスドストック
バッテリーの交換はバットプレート部分の六角ボルトを外してストックを外して行なう
A.D.A.M.の機能を説明しよう。まずは全弾撃ち尽くしてフォロワーが露出してもマガジンはリリースされない(通常どおりマガジンキャッチを押して外す)モード
次に自動的にリリースされるモード。上面にあるプレートがマガジンフォロアーによってマガジンキャッチがかかる部分が跳ね上げられることで、マガジンキャッチから外れてマガジンがリリースされる。ロックレバーでプレートを固定するとリリース機能はカットされる
全弾撃ち尽くすとマガジンが自動的にリリースされる。今までにない新鮮な体験だ。慣れてしまえばかなりのスピードでリロードできるはず
実銃同様の刻印が入ったキネティクススレートと呼ばれるグレー色のスタイリッシュでスポーティな外観は、一見するだけでコバルトキネティクスだとわかる。内部にはMOSFET&電子トリガーを標準装備。バッテリーはバッファーチューブ内に収納される。今までのM4カービンに飽きた方にお薦めのモデルだ。
DATA
- 全長:940mm
- 重量:3,690g
- 装弾数:90発
- 価格:オープン(発売日未定)
- お問い合わせ先:ホワイトハウス 03-3697-0212
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2020年2月号 P.24~25より抜粋・再編集したものです。