2019/10/24
オールドスクールARカスタムコレクション
レトロコルト9mm SMGサプレッサーバージョン
現在市場を伸ばしているピストルカービンの先駆けはコレだ!
コルト9mm SMGは1982年に開発されたARをベースとしたSMGだ。コルトでのモデルナンバーはM635を与えられ、特に1989年のアメリカのパナマ侵攻時に、米海兵隊艦隊付保安チームFASTが使用した時の写真で有名になった。サイレンサー付きのモデルはアメリカ政府からの要請で、コルトとナイツアーマメントが共同開発したもので、完成したものはアッパーレシーバーごと交換するようになっていた。
ライフルレングスのハンドガード上部にフロントサイトが収まるカットがされている。
マガジンハウジングには9mm SMGの刻印がモールドされ、マガジンアダプターを固定
するためのピンも忠実に再現されている。
UZIスタイルのマガジンは専用品が用意されている。
M4A1 LAPD S.W.A.T. 2003
映画『S.W. A.T. 』に登場するLAPDのSWAT隊員が使うM4
LAPD SWATは映画やドラマにも良く登場するが、中でも2003年に公開された『S.W.A.T.』は2000年代のLAPD SWATの装備を再現しマニアを唸らせた。この映画においては、M4A1がメインウェポンとなって使用され、LEにおいても世代交代を実感させられたのだ。しかもノーマルやミリタリー仕様とは違う、いかにもLE仕様といった違いが出されてた記念すべき作品だったのだ。
映画と同様の2.5インチ径ベゼルの「マグナム」ランプモジュールを搭載したSureFire
M500Bモデル。ライトの後ろにあるテープスイッチで素早く点灯できる。
バッファーチューブ基部にはミッドウェスト製のスイベルアダプターを付け、ワンポイントスリングが使用できるようにした。
トリジコンTA26は1.5倍率のショートスコープだ。使用感覚はドットサイトに近く、レンズの明るさからドットサイトよりターゲットを捉えやすい。
【アームズマガジンウェブ編集部レビュー】
どことなく重厚長大な印象のあるオールドスクールなARカスタム。独特な存在感を放つビジュアルは、とても味わい深いものがある。また、どちらのカスタムにもレアなアイテムがふんだんに投入されているので、まさにコレクションの名に相応しいのである。どちらも一時代を築いたモデルなので、ひとときその濃厚な味わいを楽しむのも悪くないものだ。
Text:Iron Sight
編集部レビュー:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2019年11月号 P.74-75より抜粋・再編集したものです。