エアガン

2019/10/07

M4 新旧SBRカスタム対決!【ENTRY No.1】COLT XM177 REBORN

スナイパータイプからピストルタイプまで自在にカスタムできるのがM4カービンの魅力だ。以前は16インチのミッドレングスに人気が集まっていたが、ここ最近のトレンドはPCC(ピストルキャリバーカービン)ブームとともにSBR(ショート・バレル・ライフル)タイプにも注目が集まっている。そこで今回はスタンダードな14.5インチバレルよりも短いバレルのM4を3人の猛者たちがカスタム、実射対決に挑んでもらった。はたしてどのSBRカスタムが対決を制するのか。

 

「【ENTRY No.2】PCC9 Mark Custom」はコチラ

「【ENTRY No.3】ブースカモデファイド」はコチラ

 

3人による実射テストの結果はコチラ

 


 

元祖SBR ARを最新スペックでリバイバル

 

エントリーNo.1はM4A1カービンの兄貴分的存在であり、AR系SBRモデルの元祖であるXM177だ。今回XM177を再現するにあたり、「月刊アームズマガジン」の表紙撮影を担当している須田壱カメラマンが所有するG&PのコンバージョンキットベースのXM177カスタムをベースガンとして用いた。

 

撮影を担当するベテランカメラマン。海外での実銃射撃経験も豊富で、国内では銃砲の所持許可証を取得し、レミントンM700カスタムを所有する。今回はかつてのサバゲの愛銃
XM177カスタムを復活させてチャレンジする

 

ベースガンである須田カメラマン所有のXM177カスタム

 

G&PのXM177コンバージョンキットに東京マルイM16A1用(後方配線仕様)のバージョン2メカボックスを組み込み、2,400mAhのニッカドラージバッテリーを収納するためA2タイプの固定ストックが付属している

 

メカボックスを開いたところ。スプリング以外の給排気系、ギア周辺はカスタムした当

時のままで、オーナーの手によりスイッチ周りがカスタムされている

 

パーツ構成は原点に立ち返ったようなオーソドックスなものだが、セッティングの幅

が広がったとも言える。あとはインナーバレルを組んで微調整する

 

バッテリーを収納するにはコードを通すためのスリットを加工する必要がある。そ

こでライターのIRON SIGHTに協力してもらいロアレシーバーを加工した。

 

バレルやハンドガード、レシーバー、グリップはそのままにストックをリトラクタブル式に変更することで本来のXM177のスタイルになった。

 

アームズマガジンウェブ編集部レビュー

G&Pとは懐かしや!更にラージバッテリーももはや懐かしい存在である。それが現在のカスタム技術で華麗に生まれ変わる!固定ストック内にバッテリーを納めていたのに対し、リトラクタブルストックとなった本モデルには、他にどんなカスタムがなされたのだろうか?そのカスタム内容は、同じくオールドスタイルなARをお持ちのファンにも福音となるだろう。

 

 

TEXT:毛野ブースカ

編集部レビュー:アームズマガジンウェブ編集部

 

トイガンをカスタムするうえでの注意点

・分解を行なうとメーカーやショップの保証は一切受けられなくなります。
・ 製品の個体差や分解・組み立てを行なおうとする者の技量により分解・組み立てができない場合があります。確認しながら、すべて自己責任のうえで行なって下さい。
・ カスタムした場合は必ず弾速測定を実施し、銃刀法の規定値内にパワーがあることを確認しましょう。

 


この記事は月刊アームズマガジン2019年11月号 P.56-57より抜粋、再編集したものです。

 

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