2019/07/26
付録「プレシジョンライフルターゲット」の使い方
アームズマガジン9月号特別付録でエリートスナイパーを目指せ!
優れた性能を持つスナイパーライフルを揃えても、それを使いこなせる射撃技術がなければ宝の持ち腐れだ。どんな状況下でも正確に弾を撃てる射撃技術こそスナイパーに求められる。
そこでアームズマガジン9月号の特別付録「プレシジョンライフルターゲット」は実銃で使われているターゲットをモチーフにして、着弾点や集弾性(=弾のまとまり具合)を把握しやすいようにマス目と図形を用いてデザイン。射撃技術の向上はもちろん銃の集弾性チェックにも役に立つ。また、スナイパーライフルだけではなく他の銃にも応用できる。このターゲットを上手に活用して射撃技術を向上させよう。
- 撃つ時は必ずゴーグル/シューティンググラスを着用しましょう
- ターゲットの後ろに人や壊したくないものがないか確認しましょう
- BB弾の跳弾・流れ弾に注意しましょう
A2判の用紙にA4判サイズのターゲットが4種類プリントされている。4つ折された状態なので、そのまま4つに切り分けよう。撃つ前にコピーを取っておくことをお薦めする
一辺の長さが18cm、マス目が1cmの方眼用紙に、スコープのレティクルをイメージした太い線と写真の丸と四角、菱形のサークルが描かれている
方眼用紙の中央に直径2cmの赤丸(ドット)が描かれただけのシンプルなターゲット。これは集弾性のチェックやスコープのゼロインに適している
切り分けたサークルタイプのターゲットを使って撃ってみよう。15mからボルトアクションライフルを使ってプローンで10発撃ち込む
10発撃ち込んだ結果。1発右側に外れている以外はおおむね5cm円内に着弾している。着弾点や弾のまとまり具合が把握しやすい
同じ距離からドットタイプのターゲットを撃ってみよう。遠距離から撃つ場合はスコープ付きの銃が適している
10発撃ち込んだ結果。集弾性のチェックなら必ずしもセンターに着弾させる必要はない。ここからゼロインしてセンターに着弾させよう
ターゲットには名前、射撃姿勢、使用銃、光学機器の有無、日付、使用BB弾、ターゲットまでの距離を記録しておく欄があるので活用してほしい
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2019年9月号 P.21より抜粋・再編集したものです。