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2025/12/18

国内最大級の危機管理総合トレードショーと国内唯一のテロ対策専門展が同時開催「RISCON TOKYO & SEECAT」

 

 

RISCON TOKYO & SEECAT
危機管理産業展2025&テロ対策特殊装備展’25

 

 

イベントテーマは「防犯防災」と「対テロ」

 

 株式会社東京ビッグサイト主催による「危機管理産業展(RISCON TOKYO)」と特別併催企画展である「テロ対策特殊装備展(SEECAT)」が、2025年10月1日から3日までの3日間、東京ビッグサイト西1・2ホールにて併設開催された。
 東京都の特別協力のもとに開催されるRISCON TOKYOは、防災と防犯をメインテーマとして毎年開催される中で、その年の国内外の災害や犯罪事案をイベントのテーマを決めて開催される。
 一方、RISCON TOKYOと特別併催企画展となるSEECATは、テロ対策をメインテーマに、毎年、開催時の世界の紛争やテロリズム活動に沿ったテーマで開催されている。
 RISCON TOKYOの入場には、事前申し込みが必要であり、SEECATはそのテーマの特性上、事前申し込みの上、審査に通過した人しか入場ができない。
 今回は、極めて重要性の高い両イベントに出展していたブースの一部をご紹介しよう。

 

 

 

RISCON TOKYO

 

 危機管理産業展(RISCON TOKYO)は、展示規模350社という国内最大級の危機管理総合展示会として2005年から毎年開催されてきた。RISCON (リスコン)とは「Risk(危険、危機)」と「Control(管理・制御)」を組み合わせた造語で「Riskを完全に回避することは困難だが、可能な限りControlしたい」との意味を込めている。災害や防犯対策がメインのイベントであり、それらへの対策製品の紹介や実際に体験するコーナー、対策を論ずる講演会もある。21回目の開催となる今回も、多くの人たちが来場して注目度の高さを感じさせられた。

 

 

 

SEECAT
(The Special Equipment Exhibition and Conference on Anti-Terrorism)

 

 テロ対策特殊装備展(SEECAT:The Special Equipment Exhibition and Conference on Anti-Terrorism)は、2007年から始まった、テロ対策に携わる人々が一堂に会する国内唯一のテロ対策専門展示会である。
 アメリカと中国の緊張が高まり、ウクライナ紛争の長期化と中東地域の不安定な情勢、北朝鮮の継続するミサイル実験など世界情勢は不安定であり、国内でも大阪の関西万博が開催されたことで、大勢の人が集まる会場や公共交通機関の警備、重要インフラのサイバー保護、高官の警備など、さまざまな状況における対策が注目されている。
 19回目の開催となった今回も、入場審査を通過した来場者のみ。警察、消防、自衛隊などの公安部門の職員と、危機管理に携わる民間部門の職員が必要とする、現在最良となる各種アイテムやソフトなどを扱う企業の展示見学や、情報交換の場となるイベントである。対テロ対策がメインテーマとなるため、専門的なアイテムや海外情報に精通する専門家の講演などがあるのも特徴だ。

 

 

 

「バーチャルリアリティ(VR)」「ドローン・ロボット」「サイバーセキュリティ」

 

 両展示会場で、バーチャルリアリティ(VR)、ドローン・ロボット、サイバーセキュリティ関連ブースが多くあった。
 ドローンは、ここ数年のウクライナ紛争での軍事運用や救難捜索活動で成果を上げたこともあり、国内での需要は高いようだ。 特に注目されていたのが、バーチャルリアリティ(VR)。射撃訓練や負傷者の救急処置訓練などの専門分野に対して新しい訓練方式として提案されている。
 両イベントテーマに通じる官署である東京消防庁、防衛省、法務省矯正局による車両装備品展示がRISCON TOKYOエリア内で行なわれていた。その中で東京消防庁が展示していたVR防災体験車は、最新のVR技術を活用した、これまでにない臨場感あふれる防災訓練を体験できるようになっていた。火災モード、地震モード、水害モードを来場者はリアルに体験、対策をいかに取るべきかを体感していた。

 

 

Equipment Pickup

 

 Trijicon 

IR-H UNTER

 トリジコンIR-HUNTERは、可変倍率とMIL-STD-810Gの耐久性を備えるサーマルライフルスコープだ。デジタルビデオレコーダーとSDカードを使用かUSB-Cポート経由で外部レコーダーに記録を保存可能で、USB-C接続ポートを外部電源に接続して稼働時間延長が可能である。

 

お問い合わせ:ノーベルアームズ https://novelarms.co.jp/

 

 

 Trijicon 
MRO SD 1×25 Dot Sight Low Mount
 Trijicon MRO (ミニチュア・ライフル・オプティック) SD は、アサルトライフル、サブマシンガン、ショットガンに装着する密閉(エンクローズド)型のドットサイトである。MROの耐久性とコンパクトな設置面積はそのままにMRO HD Magnifier 3Xのようなマグニファイアや暗視装置と併用を考慮した仕様になっている。

 

お問い合わせ:ノーベルアームズ https://novelarms.co.jp/

 

 

 Trijicon 

RCR Red Dot Sight 3.25 MOA Red Dot, Adjustable LED
 Trijicon RCRは、密閉型ドットサイトで同社の軍用スコープACOGと同等の耐久性で設計されており、口径を問わずその精度を維持する。既存のRMRボルトパターンとダブテールを使用せずに直接取り付ける可能で、追加のプレートが不要であり重量軽減となる。

 

お問い合わせ:ノーベルアームズ https://novelarms.co.jp/

 

 

 ELCAN 
SpecterDR 1x-4x Cerakote / ELCAN SpecterDR 1.5X-6X Cerakote
 ELCAN SpecterDRシリーズは、レバーを移動させることで最小倍率と最大倍率を瞬時に可変可能な世界初真正なデュアル(二元)視界の光学照準器。光学機器としては最強に分類する耐衝撃性と耐久性を持つことでも有名である。
SpecterDRシリーズは、可変倍率が1-4倍と1.5-6倍、対応口径が5.56mmと7.62mm、セラコートが用いられたボディカラーはブラックとFDEとそれぞれ2種類ある。
 

お問い合わせ:ノーベルアームズ https://novelarms.co.jp/

 

 

 Vortex Optics 
Impact 4000 Ballistic Rail-Mounted Laser Rangefinder

 Impact 4000は、射撃手は銃から離れることなく長距離射撃に必要となる正確な射程、弾道、環境データをオンボードコンパスと露出した温度、圧力、湿度センサーを駆使してオールインワンで表示可能なピカティニーレールマウント対応の多機能レーザー距離計である。照射範囲最大4,000ヤード(約3.658キロメートル)という長距離対応なので、現在の超長射程仕様スナイパーライフルによる射撃に貢献する。
 

お問い合わせ:サイトロンジャパン https://www.sightron.co.jp/

 

 

 Scalarworks 
 優秀な光学機器を銃器に搭載するには、それに相応しい光学機器用マウントが必要となる。Scalarworksは光学機器用マウント及びアイアンサイトに軽量な7075-T6合金を最初に使用したメーカーである。ショットガンに装着できるAimpoint用とTrijicon用のマウントは、タクティカルショットガンの発展に貢献し、同社が開発した独自の装着方式によって光学機器分野における新たな可能性を示している。

 

お問い合わせ:ノーベルアームズ https://novelarms.co.jp/

 

 

 ACTinBlack 
DTNVS
 軽量双眼ナイトビジョンDTNVSは、各接眼部横方向のON/OFFとフリップアップON/OFFによりヘルメットへのバックスプラッシュ光を防止する機能を備えており、CR123Aバッテリー1個で連続25時間以上のランタイムを実現している。跳ね上げ時にはシャットオフされるため消費電力が抑えられ、最大35時間稼働可能だ。


お問い合わせ:NV-Waker https://www.nv-walker.com/

 

 

 SIONYX 
OPSIN
 OPSINは「ブラックシリコンCMOSセンサー」と「AMOLEDディスプレイ」搭載のフルカラー暗視造影により監視任務を遂行できるヘルメット装着型フルカラーナイトビジョンである。ヘルメット後部に配置されるバッテリーパックからのケーブルを通して供給される電力で約14時間稼働、IP67準拠の耐久性とモバイル端末でビデオストリーミングや撮影、明度調整などリモート操作も可能だ。


お問い合わせ:阪神交易 https://www.hanshinco.com/

 

 

 Bushnell 
EQUINOX X650

 このモデルは防水性能IPX4を備えるイルミネーター内蔵のデジタル暗視スコープである。単3アルカリ電池3本で6時間稼働、日中はカラー造影、夜間はモノクロ造影で静止画や動画の撮影可能。三脚接続のネジ穴があるため、アダプターを介してレールに装着可能だ。その性能と仕様にも関わらず、このジャンルでは安価なことからアウトドアユーザーやサバイバルゲーマーにも人気の機種である。

 

お問い合わせ:阪神交易 https://www.hanshinco.com/

 

 

 Thermoteknix Systems 
TiCAM 90

 TiCAM 90は、Thermoteknix特許取得済みシャッターレスXTiテクノロジーを組み込んでおり、静かで中断のないイメージングを実現するヘルメット装着型または単眼式サーマルカメラである。重量210gと軽量で、単3電池1本で最大4時間使用できるため、ヘルメットに装着した状態で長時間運用しても着用者への負担が少ない。機能としてx1、x2、x4デジタルズーム、黒ホット/ホワイト熱画像、オプションのレーザーポインター(可視またはIR)、外部電源入力がある。

 

お問い合わせ:FLE https://fle-japan.com/

 

 

 AXON 
BODY3 / BODY4

 AXONは、1993年9月にリック・スミスが弟のトム・スミスとともに前身のTASERインターナショナルからスタートしたテーザーメーカーである。現在は、テーザーだけでなく警察官の法執行任務遂行の正当性を確認するためのボディカメラやそれらと連動するデジタルシステムを供給している。
 AXON BODYシリーズは、衣服やベルトに装着可能な堅牢なボディで長時間の稼働はもちろんだが、ライブ映像を鮮明に本部に送信するだけでなく、現場と本部をつなぐ通信ビーコンとしての役割も果たす。装着した捜査官の位置情報を共有し、現場の鮮明な映像と音声を本部で確認して、現場にいる捜査官に対する迅速な応援・援助を可能にしている。
 AXON BODY3(左)は、MIL-STD-810GとIP67に12時間稼働可能でフルシフトに対応するフラッグシップモデルである。AXON BODY4(右)は、MIL-STD-810GとIP67に14時間稼働で急速充電対応、オプションを使うことで撮影画角を変更できるなどより使いやすい仕様になっている。


お問い合わせ:AXON https://jp.axon.com/

 

 

 AXON 
TASER 7

 テーザー(TASER)はトリガーを引くことで針状の電線を標的に刺して電極を流すことで制圧する非致死性武器である。トリガーを引くと棘状の電極が生えた小さな投げ矢のような2つの射出体が発射され、標的となる人間の衣服や肌に突き刺さるようになっている。テーザーは、容疑者から離れた距離で使用できるので捜査官の安全を守るうえで効果があるとされている。
 テーザー7は、昼光下でも明るいライトとグリーンレーザーポインターで確かな照準が行なえ、容易に交換できるカートリッジにより短距離と長距離の射程距離の違う射出体を撃ち出すことが可能だ。


お問い合わせ:AXON https://jp.axon.com/

 

 

 GunSkins 
TYPE 20 RIFLE SKINS

 GunSkins は、ハンドガンやライフルなどの銃器や装備に簡単に付け剥がしできるカモフラージュアイテムである。装着は銃本体にフィットさせてヒートガンで暖めて貼り付ける。もし汚れが付いたり破れたりした場合は、簡単にはがして新しいGunSkinに張り替えられる。そんなガンスキンに20式小銃用のカモフラ柄の特注品が存在する。現在は官公庁向けのみだが、エアソフトガンが発売された際には、民間向けの販売も開始するとのことだ。


お問い合わせ:NV-Waker https://www.nv-walker.com/

 

 

 Blue Force Gear(BFG)
 ブルーフォースギアは、2004年に創業してから超薄型MOLLEアタッチメントシステムのヘリウムウィスパーや、収納物がない状態では薄くできる軽量なテンスピードポーチなど数多くの高品質製品を世に送り出している。アメリカ陸軍特殊部隊「デルタフォース(1st SFOD-D)」出身のラリー・ビッカーズと共同開発したVCAS(Vickers Combat Applications Sling)は、アメリカ軍ライフルスリングとして海兵隊や陸軍で使用されている。
 ブースには多くの国内の専門家が、メーカー担当者から製品情報を聴いていたので、今後の公式写真などで使用例が見ることがあるかもしれない。


お問い合わせ:オーストリッチインターナショナル https://www.ostrich.co.jp/

 

 

 ALIEN GEAR 
TAQ-STRAP
 タックストラップは、事前装着型ターニケット(止血帯)として一般的なホルスターストラップの代替品として使用可能な軍や法執行機関向けに開発された高所・大腿部装着を前提とした装備一体型ストラップ型ツールである。ラチェット式の締め付け機構を採用しており、汚れた場合や視界不良の環境下でも操作しやすい設計になっている。レッグホルスターのストラップが止血帯となっており、負傷時に脚に止血帯を巻く作業の時間短縮になるのと、止血帯の携行数をひとつ増やした状態になるメリットがある。


お問い合わせ:オーストリッチインターナショナル https://www.ostrich.co.jp/

 

 

 AKU TACTICAL 
 AKUは、イタリアのモンテベルーナで生まれたアウトドアシューズブランドである。その分野で培った技術と見識を元にタクティカル向けとして開発されたフットウェアがAKU TACTICALである。軽量さと通気性を意識するAKUのタクティカルフットウェアは、Vibram ソールと防水透湿の Gore-Texを採用して、砂漠の環境から湿ったジャングルの環境まで過酷な任務の赴く特殊部隊隊員の足もとを支えている。


お問い合わせ:オペレーション・トレーニング・サービス https://ots-japan.com/control-panel/

 

 

 Bolle Safety 
 1888年にフランスのオヨナックスに創業したボレーセーフティは、130年の老舗アイプロテクションメーカーである。1950年に産業用保護メガネや保護ゴーグルを製造する中で1960年にセイフティ部門がフランス軍のアイプロテクション製品を開発。ミリタリーゴーグルのX500ミリタリーゴーグルやX800バリスティックゴーグルがアメリカ軍や世界の特殊部隊に使用されたことでボレーセーフティは有名となった。
 ボレーセーフティの製品は80カ国以上の国々で販売されているが、各地域に合わせて安全性能を保証するすべての基準(EN166、ANZI、JIS、Mil-PRF、Stanagなど)を満たしている。


お問い合わせ:ボレー・フランス・ジャパン https://www.bolle-safety.com/jp/

 

 

 ESS 
Laser Protective Lenses (LPL)

お問い合わせ:ノーベルアームズ https://esseyepro.jp/

 

 GATORZ 
Laser Defender Lens

お問い合わせ:インターマーケット https://gatorzjapan.com/

 

 補助照準器となるレーザーデバイスは、世界中の軍や法執行機関向けアサルトライフルやSMG、ハンドガンに装着されている。一方で、職務遂行時に敵味方からのレーザー照射による眼へのダメージが懸念されるようになり、耐衝撃レンズでレーザーの脅威から着用者の目を保護するレーザープロテクション仕様が求められた。その結果、可視の青色、緑色、紫色のレーザーと不可視の赤外線レーザーの照射から目を保護するレンズがアイプロテクションメーカーから官公庁向け専用品として供給されている。

 

 

 GALVION 
SOLOPACK / SOLOPACKⅡ

 GALVIONは創業以来22年間にわたりバリスティックヘルメットを中心に防弾プレートなどを製造する個人装備メーカーである。現在はこれらに加え、通信機器に使用する個人携行用バッテリーや充電装置などの開発も行っている。
 SOLOPACKは、個人装備として使用される携帯端末の運用に欠かせない電力確保のためのバッテリーシステムである。充電状態を表示するLEDディスプレイ搭載、高密度リチウムイオン電池で最大12時間(SOLOPACK)と最大24時間(SOLOPACKⅡ)の作戦に対応。30連マガジンポーチに収納可能なサイズで携帯性にも優れている。


お問い合わせ:理研電具製造 https://www.rikendengu.co.jp/

 

 

 INVISIO 
X7

 INVISIOは1999年の設立当初は官民向けの製品販売をしていた。2008年以降は、アメリカやヨーロッパのプロフェッショナルの顧客のみを対象にしたタクティカルヘッドセット開発と供給を行っている。
 INVISIO X7インイヤーヘッドセットは、最大39dBの聴覚保護可能でMILSTD-810Hに準拠する性能を備えた重量47gのヘルメットの下に装着可能な軽量小型の骨伝導イヤホンである。外の音を自然に聞くことができるヒアスルーマイクとタクティカルヘッドセットの外部マイクのノイズとなる風の音を軽減するウィンドフィルターで快適に通信と聴覚保護をする。


お問い合わせ:FLE https://fle-japan.com/

 

 

巻取式空中線(3.5m / 7.0m)
 アンテナは無線機器の性能を最大限発揮するために重要な要素の一つだが、大きなアンテナは持ち運びが困難である。その問題を解決するのが巻取式空中線だ。巻取可能な軽量小型のグラスファイバー製のマットで、杭と支線で固定して展張すると長さ3.5メートルと7メートルのアンテナとして運用可能だ。
 写真のモデルは3.5メートルだが、1.6キロと片手で持てる重さ。携行する装備に制限がある偵察任務、大型アンテナを設置できない地表の市街地、車両が入場困難な山岳地帯や災害現場で通信施設を構築可能になる。付属の収納袋にアンテナを建柱するためのすべてが付属しているので持ち運びも便利である。


お問い合わせ:ハイテクインター https://hytec.co.jp/

 

 

 Pelican 
 ペリカンは、1976年にひとりのスキューバダイバーによってカリフォルニア州トーランスのガレージから生まれた。現在では世界中のハードユーズカスタマーに愛用される耐久性・防水性・防塵性に優れたケースメーカーとして有名である。
 世界中のプロフェッショナルに使用されている定番モデルのProtector Case、従来品と比較して最大40%の軽量化を実現したAIR Case、保管や輸送時の効率性を重視したフラットな天面設計、広い開口部と積載性を重視した実用的なプロ仕様シリーズSingle LID cases、MIL-STD規格に準拠した堅牢なケースのMobile Militaryなど、耐衝撃性・防水性に優れた多種多様な製品を展開している。


お問い合わせ:Pelican Products https://www.pelicanproducts.co.jp/

 

 

 International SOS 
 1985年に設立されたInternational SOS Groupは、ロンドンとシンガポールに本社を置き、世界90か国の1,000か所以上にサービス拠点を持ち、100ヵ国語以上の言語と文化に対応し、フォーチュン・グローバル500の約3分の2にあたる企業に医療とセキュリティサービスを提供する世界最大のアシスタンス企業である。
 写真のリスクマップは、国別の医療と安全に関するリスクを総合的に示したものだ。これを活用することで派遣先のスタッフの健康と安全に関する対策を考えることができる。海外で業務を行う官民に取って有益な情報を発信している会社である。
 

お問い合わせ:インターナショナルSOSジャパン https://www.internationalsos.co.jp/

 


 

写真の時計は、今回の取材で筆者がSEECAT会場で見つけたのだが、ドローンや大型機器などを展示するブースの中にさりげなく展示されていた。担当者にお伺いすると某国の軍特殊部隊に納品されている時計だという。担当者から聞いた納品された製品のストーリー自体も大変素晴らしいのだが、製品自体の性能も興味深いものであった。現在メーカーと記事掲載に向けて交渉を行っているので、近日中にメーカーや製品の詳細をお伝え出来ると思うので続報をお待ちください

 

重要度が今後も増していくイベント

 

 会場には、海外の法執行機関に採用されている銃器アクセサリーや装備品など各種アイテムが展示されていた。各省庁で採用する銃器も含め、特に自衛隊の制式採用小銃である20式5.56mm小銃には、M-LOKに対応した射撃精度の向上などを目的としたアクセサリーが必要不可欠である。今後は、世界の軍や法執行機関に採用されているメーカー品を運用する部隊は多くなるだろう。
 海外の法執行機関では、職務遂行時に法を順守した状態で職務を行なったかが、容疑者逮捕後の裁判で争点となることがある。そのため、記録保全の器具としてボディカメラなどを活用している。デジタルナイトビジョンは、昼夜で捜索活動時の視界を確保しつつ、同時に写真や動画撮影で記録を残すことが可能だ。ボディカメラは、現場の記録だけでなく捜査官の状況を把握できることから安全の確保のためにも必要となる。テーザーのような非致死性武器は、増加する凶悪犯を安全な位置から拘束するために必要なアイテムといえよう。
 その他にも国防や防災においてより円滑に職務遂行が可能となる製品を数多く見ることができた。国防や防災など各方面の専門家が、製品を見て出展者と情報交換を行なうことで、よりよい製品を導入していくことが可能になるだろう。そのためにも防衛と防災イベントの重要度は増していくだろう。

 


 

TEXT&PHOTO:Ghost(Ghost in the Dark)

 

この記事は月刊アームズマガジン2026年1月号に掲載されたものです。

 

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