エアガン

2025/10/16

G&Gアーマメント初のM4系ガスブローバックガン「G&Gアーマメント MGCR556 7インチガスブローバックガン」

 

メーカーオリジナルライフルの今に迫る!

 

近年、実銃にはないトイガンメーカーによる独自デザインのオリジナルライフルが人気を集めている。個性的なフォルムだけではなく使い勝手や内部メカにこだわったものもあり、エアガンとして完成度の高い製品もある。ここに紹介するのはそんなメーカーオリジナルライフルのひとつだ。

 

G&Gアーマメント初のM4系ガスブローバックガン

 

 

 昨今のサバゲでは空前のガスブローバックブームが到来している。現状、アサルトライフルのカテゴリーでは東京マルイのM4 MWSシリーズがマーケットシェアを広げているが、対抗馬としてG&Gアーマメントからリリースされたのがこのモデルだ。トリガーユニットを含めブローバックエンジンは新規製作。作動面に関しては軽快なリコイルが特徴であり、ダブルタップしてもコントロールしやすい。

 

SFMB556タイプのフラッシュハイダーは民間系M4カスタムでよく見られるものであり、架空銃でありながら説得力のある構成になっている

 

ホップアップの調整はマズルに六角レンチを差し込んで行なう。調整する際は必ずマガジンを抜いてチャンバーをクリアし、セレクターレバーをセーフティポジションに入れてから行おう

 

 トリガーフィーリングもクセのない引き心地であり、シアが落ちるタイミングが分かりやすいためシューティングマッチでも使いやすそうだ。ガスブローバックガンは構造上、電動ガンに比べてホップアップが調整しにくいが、このモデルはテイクダウンやハンドガードの着脱などをしなくても調整可能だ。レシーバーはアッパー/ロアともに肉抜きされたアグレッシブなデザインになっている。

 

オリジナルデザインのM-LOKハンドガードは大胆に肉抜き加工が施されており見た目のカッコよさに加えてハンドリング性能もバツグン

 

コントロールレバー類はアンビ化されており、高い操作性を誇る。特に深いチェッカリングが刻まれて大型化されたマガジンキャッチレバーの操作性はバツグン

 

 

セレクターアングルは45度タイプで、通常のセミオートポジションがフルオートポジションになり素早いセレクター操作が可能

 

金属製のレシーバーはガタつきが一切ない仕上がりになっている。大胆に肉抜きされたビジュアルが印象的であり、軽量化と高い実用性を実現している

 

トリガーはトレンディなストレートタイプを採用。トリガー前方にはスリット状の滑り止め加工が施されており、ステディなトリガーアクションを可能としている

 

オリジナルデザインのマガジンは装弾数30発。俗に言うリアカンマガジンとなっており、リアル派なユーザーも納得のキャパシティ

 

 トリガーはストレートタイプのものが採用されており、民間系M4カスタムとしての雰囲気が存分に伝わってくる。コントロールレバー類はアンビ化されており様々な状況下でも最適な操作が行なえる。個人的にはG&Gアーマメントらしいサバゲに特化したゲーミングウェポンライクのガスブローバックガンがリリースされることを心待ちにしている。

 

 


 

G&Gアーマメント
MGCR556 7インチガスブローバックガン

 

DATA

  • 全長:667mm
  • 重量:2,850g
  • 装弾数:30発
  • 価格:¥81,180
  • お問い合わせ先:G&G JAPAN

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年7月号に掲載されたものです。

 

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