エアガン

2025/08/24

AKMをベースにモダナイズしスタイリッシュなフォルムに「東京マルイ AKXガスブローバックガン」

 

メーカーオリジナルライフルの今に迫る!

 

近年、実銃にはないトイガンメーカーによる独自デザインのオリジナルライフルが人気を集めている。個性的なフォルムだけではなく使い勝手や内部メカにこだわったものもあり、エアガンとして完成度の高い製品もある。ここに紹介するのはそんなメーカーオリジナルライフルのひとつだ。

 

実銃のトレンドを盛り込んだスタイリッシュなカスタム

 

 

 AKXはガスブローバックガンAKMをベースにモダナイズしたカスタム。オリジナルデザインながら実銃に存在しても違和感のない洗練されたスタイリッシュなフォルムを有している。ダイキャスト製レシーバーは実銃のAKMを意識したザラザラとした質感が再現され、おもちゃっぽさをいっさい感じさせない、ストック基部はイマドキな20mmレール仕様で、装着されるストックはミニマリストタイプが採用されている。

 

フラッシュハイダーはトレンディな3ポートタイプ。そのままでも充分カッコいいが、取り外して14mm逆ネジに対応するマズルオプションに換装することも可能だ

 

アッパーハンドガードはUltiMAKタイプのレールシステムを採用。ロアハンドガードはアルミ切削加工でM-LOKスロットが5面に施されており拡張性が高められている

 

 拡張性に乏しいAKシリーズではレシーバーカバーにマウントベースを追加するカスタムが存在しているが、精度や耐久性という点では劣ってしまう。そこで東京マルイは「センタリングダイヤル」というダイヤルを締めこむことで、レシーバーカバーのガタつきを抑えつつセンター出しもできる機能を開発。これにより精度と耐久性が向上し、光学機器の選択肢が増えた。

 

リアサイトはオミットされてフラットなトップレールに換装。トップレールの最後端部分にミニマムなフリップアップ式リアサイトが装着されている

 

レシーバー表面はうっすらシボ加工が施されており、おもちゃっぽさとは無縁の上質な仕上がりになっている。セレクターレバーはトリガーフィンガーで操作できる

 

 

ガスブローバックガンらしいスリムなバーチカルアングルのグリップは手の小さい方であってもホールドしやすい

 

独創的なセンタリングダイヤルはレシーバー後端にレイアウトされている。このダイヤルを締めこむことでレシーバーカバーのガタつきが解消され、光学機器を正確にマウントできる

 

ミニマリストなストックはレシーバー左側に折り畳むことが可能。ストック基部は20mmレール仕様となっている

 

装弾数35発のベークライトタイプマガジン(写真左)が標準装備されているが、オプションとしてリアルスキンタイプのマガジンも発売されている(写真右、¥14.080)

 

 電動ガンに匹敵する実射性能に加えてハードなリコイルショックは撃つ者を虜にする。全弾撃ち尽くした後、マガジンを交換してボルトを引かないと発射できないリアルなオペレーションが体感できるのも魅力である。

 


 

東京マルイ
AKX ガスブローバックガン

 

DATA

  • 全長:548mm/741mm(ストック展開時)
  • 重量:3,550g
  • 装弾数:35発
  • 価格:¥82,280
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年7月号に掲載されたものです。

 

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