エアガン

2025/07/09

ゴールドのカラーリングが目を惹くオリジナルM4「東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン」

 

メーカーオリジナルライフルの今に迫る!

 

近年、実銃にはないトイガンメーカーによる独自デザインのオリジナルライフルが人気を集めている。個性的なフォルムだけではなく使い勝手や内部メカにこだわったものもあり、エアガンとして完成度の高い製品もある。ここに紹介するのはそんなメーカーオリジナルライフルのひとつだ。

 

ゴールドのパーツがアクセントのオリジナルM4

 

 MTR16は東京マルイから発売されているオリジナルデザインのガスブローバックライフルである。エアガンメーカーならではの視点による実用的なモディファイが施されているためシチュエーションを問わずに活躍できる。バーチカルアングルのグリップが採用されており、昨今の流行りのスタイルを取り入れている。コントロールレバー類はすべてアンビ化されている。

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン

 

 目を惹くゴールドのカラーリングは実銃の窒化チタンコーティングというパーツの耐久性を向上させるための施工をイメージしたもの。架空銃でありながら実銃でも採用されている配色を採用しているため、実在してもおかしくないリアルな仕上がりになっている。リアルさは外見だけに留まらない。ハンドガードは実銃でも有効的であるかを検証するために、アメリカ在住のシューティングインストラクターである、アリソン・“ハリウッド”・ベック氏が実銃のAR15に装着してテスト、見事クリアした実績がある。

 

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン
オリジナルの金属製コンペンセイターは左右にガスポートが設けられた実用的なデザインを採用しており実在してもおかしくない

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン
大胆に肉抜きされたハンドガードから見えるゴールドのアウターバレル。ハンドガードはビジュアルがいいだけではなく、M-LOKの採用により実用性も高められている

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン
ロアレシーバーのマグウェル部分には“G-EDITION”の文字がゴールドでプリントされている。各パーツは光沢が抑えられた高級感のあるゴールド塗装で仕上げられている

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン
現代風な民間系M4カスタムらしく、コントロールレバー類はすべてアンビ化されており、操作感も良好。トリガーはトレンドのストレートタイプが採用されている

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン
チャージングハンドルのラッチ部分は大型化され、操作性が向上している。また、このデザインを採用することで左右のどちらからでもボルトキャリアを操作することが可能だ

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン
グリップは実銃のAR15でも流行しているバーチカルアングルが採用されている。グリップテクスチャーも手に食い込むデザインになっており滑り止め効果が高い

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン
ダストカバーにも東京マルイのコダワリが現れている。実銃の世界ではダストカバーは強化樹脂製のものに置き換わってきている。その流行をいち早く察知して取り入れている

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン
オリジナルデザインのストックはミニマリストなデザインでありながら高い実用性を備える。バットプレート下部のエクステンションは前後反転させることができる

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン
シューターズライクなショートマガジンの装弾数は20発。このサイズ感であってもフルオートでしっかり撃ち切ることができる

 

 標準装備のショートタイプマガジンの装弾数は20発であるが、本場アメリカのシューターの中でも選ばれることが多く、セットアップとしての説得力も高い。もちろん別売の30連マガジンを使うことでファイアパワーをアップすることができる。ガスブローバックガンを存分に楽しめるこれからの季節に大活躍すること間違いない。

 

東京マルイ MTR16 Gエディション ガスブローバックガン

 


 

東京マルイ
MTR16 Gエディション ガスブローバックガン

 

DATA

  • 全長:837mm/919mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,676g
  • 装弾数:20発
  • 価格:¥76,780
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年7月号に掲載されたものです。

 

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