エアガン

2023/06/13

バトルライフルの傑作をリアルなガスブロで「VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)」

 

バトルライフルの傑作をガスブローバックガンで初めて再現

 

 バトルライフルの中でも高い人気を誇るFALは、これまで複数のトイガンメーカーから電動ガン化されてきたが、リアル派から待ち望まれたガスブローバックガン化においては、台湾のVFCが決定版ともいえる製品を投入した。

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)

 

 VFCのガスブローバックFALは、数あるバリエーションの中からアーリーモデル(FN FAL 50.00 Type1)をチョイス。アッパーレシーバーはアルミダイキャスト製で、レシーバーカバーやトリガーグループはスチールプレス製など主要パーツは金属製。ハンドガードやグリップ、ストックは形状はもちろん艶やかな色合いや質感に至るまで忠実に再現する。レバー式のマガジンキャッチやボルトストップ、セレクターレバー、リアサイトはライブで作動するなど、リアルなギミック、仕上げにこだわっているのがポイントだ。

 

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
FNCなどに見られるベルギースタイルのショートコンボデバイスタイプのフラッシュハイダー

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
LAR 50.00タイプのポリマー樹脂製ハンドガードはスチールプレス製フレームが組み込まれた二重構造をリアルに再現

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
レシーバー左側に水平に突き出たチャージングハンドルは操作しやすい位置にある

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
可動式のキャリングハンドルが標準装備されており、ガスチューブを外せば取り外すことができる

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
7.62mm×51弾のエンプティケースがエジェクトされるエジェクションポートは開口部が大きく、ダストカバーは設けられていない

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
マガジンハウジングは左側が大きくカットされており、左手でマガジンを持って交換する際にマガジンチェンジしやすくなっている

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
向かって奥(本体右側)がマガジンキャッチ、手前(本体左側)がボルトキャッチとなっているFAL特有の配置方法

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
セレクターレバーはS(セーフティ)からR(セミオート)に切り替えるのは素早くできるが、A(フルオート)に切り替えるにはセレクターレバーを180度回す必要がある

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
リアサイトは上下の調節はノブを押しながらブレード部分を前後させて行ない、左右の調整はアジャストツールを使ってリアサイトベースごと左右に動かして行なう

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
FAL特有の角度が付いたポリマー樹脂製グリップはLAR 50.00タイプが再現されている

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
LAR 50.00タイプのポリマー樹脂製の固定ストック。内部には実銃同様のバッファーが忠実に再現されている

 

内部構造まで可能な限り忠実に再現

 

 LAR特有のストック内に設けられたバッファーが忠実に再現され、ブローバックには直接関係ないもののガスピストンも組み込まれている。フィールドストリップは実銃同様のプロセスで行なえる。

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
スチール削り出しのガスチューブ前部のガスレギュレーターダイヤルはダミーながら可動できる

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
ガスレギュレーターを取り外せば中からガスピストンが取り出せる。ガスブロックから先のアウターバレルやR1スリングスイベルはスチール製

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
ロアレシーバー後部左側のレシーバーロッキングピンを下げてアッパーレシーバーをテイクダウンし、アッパーレシーバーからレシーバーカバーを外すとボルトが取り出せる

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
実銃では7.62mm×51弾が20発装填できるマガジン。ボディはダイキャスト一体成型(バットプレートはスチールプレス製)で空撃ち機能が搭載されている。BB弾の装弾数は20発

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
マガジンハウジング前方に設けられているのはホップアップ調整用スクリュー。付属のアジャストツールを使って調整可能

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)
全長は1mを超えるフルサイズなので取り回しに気を遣うが、同時代のヘッケラー&コックG3に比べてレシーバーとストックが短いためか日本人でも構えやすい

 

 ボルトには最新のブローバックエンジンが導入されており、バトルライフルらしい肩にドン!とくるリコイルショックとスピード感溢れるブローバックは一度撃つと病み付きになってしまう。こだわりがひしひしと伝わってくるVFCのガスブローバックFALは、モデルガンマニアすら納得させる出来映えといえよう。

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)

 


 

VFC
LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)

 

DATA

  • 全長:1,095mm
  • 重量:3,950g
  • 装弾数:20発
  • 価格:¥107,580
  • お問い合わせ先:VFC

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年6月号に掲載されたものです。

 

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