2025/07/19
キュートでインパクトのある外観のウルトラコンパクトAK「LCTエアソフト AK MOE電動ガン」
メーカーオリジナルライフルの今に迫る!
近年、実銃にはないトイガンメーカーによる独自デザインのオリジナルライフルが人気を集めている。個性的なフォルムだけではなく使い勝手や内部メカにこだわったものもあり、エアガンとして完成度の高い製品もある。ここに紹介するのはそんなメーカーオリジナルライフルのひとつだ。
その名の通り「 萌え」なウルトラコンパクトAK
AK系の電動ガンをリリースしているLCTエアソフトの中でも異色の存在であるこのモデル。AKをベースにしたカスタムの中でも、ここまで大胆にカスタムされたAKは見たことがない。レシーバーはAKのままだが、バレルやハンドガードはクリンコフよりも短く、実銃では有り得ない短さ。バレルが短いためフロントサイトブロックに直接フラッシュハイダーが装着されているかのように見える。





フロントサイトブロック下部には長さ5cmほどの合板製ハンドガードが付属。マガジンとマガジンハウジングはAKのサブマシンガン版であるPP-19-01用がチョイスされている。レシーバー後部には20mmレール仕様のストックベースが標準装備されており、好みでストックを装着することができる。
手にしてみると、フルメタルのAKMがベースになっていることから、全長は366mmとサブマシンガンよりコンパクトなサイズながら重量感はある。ミニマムなハンドガードはホールドしやすく、20mmレールに対応したストックを装着すればしっかり構えられる。






インナーバレルは短いものの新型ロータリーホップアップユニットにより実射性能も申し分ない。AK用マガジン仕様にすれば装弾数も大幅にアップできる。キュートでインパクトのある外観に目を奪われがちだが、エアガンとしての実用性は充分に確保されている。AKマニアならずとも個性的な銃が欲しい方にグッとくるのではないだろうか。
LCTエアソフト
AK MOE 電動ガン
DATA
- 全長:366mm
- 重量:2,200g
- 装弾数:50発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:プラウダ
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年7月号に掲載されたものです。
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