エアガン

2025/09/19

太平洋戦争以降における日本軍の主力であった2挺「タナカ 三八式騎銃Ver.2 /九九式短小銃Ver. Black鬼胡桃銃床仕様ガスガン」

 

第二次世界大戦の銃器たち:ライフル編

 

 

三八式歩兵銃のショートバレルバージョン

 

 

 日本軍が誇る三八式歩兵銃にも騎乗部隊向けに開発された三八式騎銃がある。バレルとフォアエンドを短くして、専用のリアサイトに換装。馬上時に背負いやすいように前後のスリングスイベルが左側に移設されている。タナカはこのモデルもブラックフィニッシュの鬼胡桃銃床仕様のVer.2ガスガンで製品化。騎銃の特徴であるリアサイトやスリングスイベルは忠実に再現されている。鬼胡桃製のストックのの質感や色合いも素晴らしい。

 

騎銃はバレルだけではなく鬼胡桃製のフォアエンドも短くされている

 

三八式歩兵銃ではバンド下部に付属していたスリングスイベルは左側に移設されている

 

リアサイトのラダー部分(照尺)は射程距離にあわせて短くされている

 

ストックのスリングスイベルも左側に移設されている

 

 

タナカ
三八式騎銃Ver.2 Black鬼胡桃銃床仕様ガスガン

 

DATA

  • 全長:990mm
  • 重量:2,795g
  • 装弾数:10発
  • 価格:¥107,800
  • お問い合わせ先:タナカ

 


 

太平洋戦争以降における日本軍の主力小銃

 

 

 三八式歩兵銃とともに、特に太平洋戦争以降における日本軍の主力小銃であった九九式短小銃。三八式歩兵銃は人道的見地から小口径の6.5mm実包が使われていたが、九九式は九二式重機関銃と同じ7.7mm実包が使われている。タナカは対空照尺や単脚が備わる初期型を再現。ガスボルトアクションらしい軽快かつスムーズなボルト操作に加えて、Ver.2仕様ならではのパワフルな撃ち応えが楽しめる。

 

フォアエンド下部には九七式狙撃銃にも付属している単脚が標準装備されている

 

九九式短小銃の初期型を象徴する対空照尺付きリアサイト

 

レシーバー左側にはシリアルナンバーとロット名(ナ=1942年/昭和17年3月~ 1942年9月製)、造兵廠小倉工廠製であることを示す工廠印が刻まれている

 

実銃の特徴である「合わせ式」の雰囲気が再現された鬼胡桃製のストック

 

 

タナカ
九九式短小銃Ver.2 Black鬼胡桃銃床仕様ガスガン

 

DATA

  • 全長:1,120mm
  • 重量:3,020g
  • 装弾数:10発
  • 価格:¥108,900
  • お問い合わせ先:タナカ

 

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

撮影協力:ビレッジワン

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年8月号に掲載されたものです。

 

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