エアガン

2025/07/18

架空銃のカテゴリーを確立したオリジナルデザインのハンドガン!「アクションアーミー AAP01アサシンガスブローバックガン」

 

本誌ライターが選ぶハンドガン2025

 

風見れん・選
「架空銃のカテゴリーを確立したオリジナルデザインのハンドガン」

 

 

 

 AAP01はスタームルガーMk1を彷彿とさせるフォルムをした架空銃にカテゴライズされるガスブローバックガンである。マガジンはグロック系のものを使用するため、グリップのデザインもどことなくグロックっぽいのが特徴である。

 

 

 一般的なオートマチックピストルのようにスライドがブローバックするのではなく、ボルトのみがブローバックする方式を採用している。そのため、ブローバックは軽快でキビキビとした撃ち応えが体感できる。また、ボルト後部内側にレイアウトされたセレクターレバーを操作することでフルオートも可能である。アラフォー以上の世代のユーザーなら通じるネタであるが、令和版デタッチャブルといっても過言ではない遊び方がメーカーから提示されているのも、このモデルの魅力である。

 

 

ローレット加工の施されたマズルキャップ外すことで14mm逆ネジ仕様のアタッチメントがが現れ、各種マズルオプションが装着できる

 

フロントサイトには視認性の高い集光アクリルタイプが採用されている。確実でスピーディなサイティングをサポートしてくれる

 

リアサイトはフロントサイトと同様に集光アクリルタイプを採用。後面には反射防止のためのセレーションが入れられており確実にサイティングできる

 

トリガー上部にあるセーフティはクロスボルトタイプ。トリガーやマガジンキャッチはグロック系に準拠している

 

アッパーフレームの上部にはメーカー純正のマウントベースが装着できるねじ穴が設けられている

 

ボルトの内側にはセレクターレバーが備わっている。クリック感が強く、射撃時の反動で勝手に射撃モードが切り替わるようなことはない

 

特徴的なテクスチャーのグリップの滑り止め効果は高い。グリップの下部は三角形状にくり抜かれており、目視でマガジンの有無が確認することができる

 

装弾数26発のマガジンはダイキャスト製。注入バルブは日本市場向けのバルブに交換されているためガスが注入しやすくなっている

 

 通常、カスタムパーツはサードパーティー製をユーザー側で調整して取り付けることがほとんど。それに対してAAP01はアクションアーミーから様々なカスタムパーツが発売されている。そのため、無加工でピストルカービン風にスタイルチェンジして遊ぶことができる。AAP01そのものを見ても架空銃ではあるものの、実銃にありそうな使い勝手のいいデザインは多くのサバゲーマーから支持されている。セレクターレバーを切り替えれば迫力のフルオート射撃、時には自分好みのスタイルで戦いたいといった欲張りなサバゲーマーに応えてくれるモデルだ。

 

 


 

アクションアーミー
AAP01アサシン ガスブローバックガン

 

DATA

  • 全長:230mm
  • 重量:650g
  • 装弾数:23発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:プラウダ

 

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年6月号に掲載されたものです。

 

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