2025/05/29
分隊支援火器の元祖が電動ガンで登場「S&T ブローニングM1918A2(B.A.R.)G3電動ガン リアルウッド&フェイクウッド」
第二次世界大戦時に活躍したM1918A2を再現
1962年から1967年にかけてアメリカで放映され、日本にもファンが多いTVドラマ『コンバット!』の劇中でカービー二等兵が携えているのがブローニングM1918オートマチックライフルである。実銃のブローニングM1918オートマチックライフルは「B.A.R.(ブローニング・オートマチック・ライフル、通称バー)」と略されることが多い。


第一次世界大戦中の1917年に開発されたB.A.R.は小銃と軽機関銃の中間的存在、現在の分隊支援火器のようなポジションでアメリカ軍に制式採用された。オープンボルト式のガス圧作動方式、セミ・フルの切り替えができ、装弾数20発の着脱式マガジンを採用している。B.A.R.は第一次世界大戦から第二次世界大戦後まで長きにわたり使われた。
B.A.R.にはM1918、M1918A1、M1918A2の3種類のバリエーションがあり、最も有名なのが第二次世界大戦時に活躍したM1918A2で、M1918A1をベースにフラッシュハイダー近くにネジで固定されたバイポッド、セミオートは廃止されてフルオートの発射サイクルが2段階選択でき、ストック下にモノポッドが追加されている。S&TはこのM1918A2を電動ガンで再現。









小銃とも軽機関銃とも言えない重厚長大なフォルムはまさにB.A.R.そのもの。バイポッドは実銃同様にネジで固定されており着脱可能。実銃は10㎏近くあるが、S&Tもリアルウッドタイプは6㎏を超えておりエアガンとしては重量級。内部はサイクル切換機能が追加された新型基板搭載の電子トリガーが内蔵されており、実銃のようにセレクターレバーを切り替えることで発射サイクルが変更できる。





ストックとハンドガード、キャリングハンドルが実銃と同じ木製と樹脂製(フェイクウッド)の2種類をラインアップ。見た目だけではなく重量も異なるので、サバゲで使うならフェイクウッドをお薦めする。コレクションやコスプレアイテムとしてはもちろん、ちょっと変わったサバゲウェポンが欲しい方にお薦めだ。
S&T
ブローニングM1918A2(B.A.R.)G3電動ガン リアルウッド&フェイクウッド
DATA
- 全長:1,210mm
- 重量:6,470g/5,646g(フェイクウッド)
- 装弾数:160発
- 価格:リアルウッド¥78,100、フェイクウッド¥55,000
- お問い合わせ先:UFC wholesale@ufc-web.com
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年7月号に掲載されたものです。
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