エアガン
2020/04/24
S&T「電動ガン 九六式軽機関銃」製品レビュー
昭和初期に開発された日本の主力軽機関銃!
箱形弾倉を採用した初の軽機関銃
九六式軽機関銃は、それまでのカートリッジクリップを利用する給弾方式で故障も多かった十一年式軽機関銃に代わるものとして昭和11年(皇紀2596年、1936年)に試作が完成、昭和13年に制式採用された。
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
30連ボックスマガジンを使用する九六式軽機関銃は、6.5mm口径で三八式歩兵銃と同じ弾薬を使用する。その後、昭和14年(皇紀2599年、1939年)に九六式軽機関銃を7.7mm化した九九式軽機関銃が制式採用されることになる。
日本軍ファン感涙の電動マシンガン
S&Tが完成させた九六式軽機関銃は、細部のパーツもダミーながら可動になっていたり別部品として作られていたりしていて、非常にリアルな外観で模型としての完成度も高い。さらにピストルグリップやストック、キャリングハンドルには実際の木材が使用されておりパーツ点数も多くなっている。にも関わらず価格が抑えられコストパフォーマンスはとても高い。
フロントサイトは本体の左側に寄せてセットされている。ユニークな放熱フィンはひとつながりのらせん状だ
セーフティ。写真は「安」に合わせたオンの状態。「火」でオフになる
ガス規整子もちゃんと別部品。二脚は高低と折りたたみの3ポジション。その奥に着剣ラグがある
メカボックスはオリジナルのフルサイズで、オールメタルボディで剛性も高く安定したフルオート射撃を実現。日本軍ファンならぜひ手に入れたい逸品だ。
DATA
- 全長:1,030mm
- 重量:6,500g
- 装弾数:90発(スプリング式)
- 価格:¥120,000
- お問い合わせ先:UFC
wholesale@ufc-web.com
TEXT:アームズマガジン編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年5月号 P.84より抜粋・再編集したものです。