エアガン

2024/09/04

イマドキなマルチキャリバースタイルの電動ガン「G&Gアーマメント MCP 556」

 

モダンで実用的なオリジナルデザイン

 

G&Gアーマメント MCP 556

 

 近代的なアサルトライフルを彷彿とさせるMCP556。そのフォルムはFNのSCARシリーズや、自衛隊で制式採用が決まり配備が進められている20式5.56mm小銃にどことなく似ている。

 

G&Gアーマメント MCP 556

 

 バッテリーコンパートメントを備えたストックを折り畳むと約525mmまでコンパクトになり、状況に応じてSMGスタイルで射撃が可能な優位性と、バックパックに収納できるサイズを備えている。公共交通機関で移動するユーザーはどうしても移動時の可搬性を気にしてしまうが、このモデルならストレスなく持ち運べる。ストック基部のヒンジ部分は剛性があり、折り畳む時に生じやすいガタつきとは無縁の作りとなっている。また、チークパッドの高さが変えられることからしっかりと頬付けでき、精密射撃も問題なく行なえる。M-LOK規格の金属製ハンドガードは拡張性が高いだけでなく剛性も高く、アッパーレシーバーとの一体感が得られる。

 

 

G&Gアーマメント MCP 556
金属製のハンドガードにはM-LOKスロットが施されており、高い拡張性を誇る。ハンドガード上面の一部がレシーバーに食い込んでいることから握り込んでも軋んだり曲がってしまうようなことは一切ない

 

G&Gアーマメント MCP 556
左右に3つずつ大きなガスポートが設けられた迫力のあるマズルブレーキ。銃全体の近未来的なデザインと非常に相性がよくデザイン上の無駄を感じさせない

 

G&Gアーマメント MCP 556
操作系はAR15系に準拠しているため、多くのユーザーは迷うことなく操作できるはずだ。アッパーレシーバー上部のチャージングハンドルは左右に付け替えが可能

 

G&Gアーマメント MCP 556
コントロールレバー類はアンビとなっており操作性は非常によい。右手で握った場合にトリガーフィンガーに干渉しないようにセレクター下部はカットされている

 

G&Gアーマメント MCP 556
バーチカルアングルのグリップの内部には高トルクモーターのイフリートモーターが内蔵されている。ストレートトリガーと相まってキレのあるセミオート射撃を行なうことができる

 

G&Gアーマメント MCP 556
ストレートタイプのトリガーが採用されている。細かなパーツであるが操作性に大きな影響を与え、軽快な射撃の実現に一役買っている

 

G&Gアーマメント MCP 556
チャージングハンドルを操作することでダミーボルトが後退し、ホップ調整ダイヤルへアクセスできる。ダイヤルは程よいテンションがかかっており、細かな調整が行なえる

 

G&Gアーマメント MCP 556
チークパットを備えたフォールディングストック。長さは6段階に調整できるので、体格や装備に応じた長さに設定できる。ラバー製のバットプレートは滑り止め効果が高い

 

G&Gアーマメント MCP 556
ストック基部のロックボタンを押すとストックは折り畳める。後方配線のモデルでありながら配線が露出しない設計となっている。ストックに配線を挟み込んで断線してしまうようなアクシデントが防げる

 

G&Gアーマメント MCP 556
ストックのチークパット前部にあるロックボタンを押しながら持ち上げることでバッテリーコンパートメントへアクセスすることができる。11.1Vのリポバッテリーを収納可能なスペースが充分に確保されている

 

G&Gアーマメント MCP 556
装弾数105発のスプリング式マガジン。強化樹脂製で非常に軽量である。また、全体的に施されているチェッカリング加工のおかげで、マガジンポーチから引き抜きやすく、確実にマガジンチェンジできる

 

 レシーバーは強化樹脂製でありながら金属製のような剛性感を実現しており、高い命中精度を実現しているだけではなく、激しい動きが求められるサバイバルゲームでも充分なポテンシャルを発揮する。また、電子トリガー(ETU)が標準で搭載されているため、シューティングマッチでもハイスコアが期待できる。まさにシチュエーションを選ばないモダンで新しいエアガンに仕上がっている。

 

G&Gアーマメント MCP 556

 


 

G&Gアーマメント
MCP 556

 

DATA

  • 全長:710mm
  • 重量:2,680g
  • 装弾数:105発
  • 価格:¥63,580
  • お問い合わせ先:G&G JAPAN

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年10月号に掲載されたものです。

 

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