サバゲー

2024/08/24

フィールドを駆ける! サバイバルゲームの装備を研究しよう!!「アメリカ特殊作戦要員をイメージしたスタイリング」

 

SURVIVAL GAMERS LABORATORY

 

 サバゲーマーを取材し、注目の装備を研究するコーナー「サバゲーマーラボラトリー」。今回ピックアップするサバゲーマーは、やまもよ。アームズマガジン9月号で紹介した#スニサバのスタイリングコンテストで2位とKIXSIX_OFFICIAL賞をダブル受賞したスタイリングは、装備系サバゲーマーらしいテーマに沿って構築された素晴らしいものだった。

 今回はダブル受賞をした素晴らしい彼の装備を研究し、その魅力をお伝えしていこう。

 

SURVIVAL GAMER:やまもよ

 

FLiPSoFTさんの全身の画像

 

 

 

CONCEPT:アメリカ特殊作戦要員

 

 やまもよのスタイリングのコンセプトは、アメリカの特殊作戦要員を参考にしているとのこと。その雰囲気はリアルに寄せながらも、特定の部隊や個人がわかるようなセットアップではなく、やまもよ自身が見た目で好きなアイテムや、使いやすいと思うアイテムを組み合わせて使っているという。

 

 アメリカ軍特殊部隊の姿は、最近は本誌のような紙媒体だけでなくニュースを含め各種SNSで確認することができる。多くの情報源の中からまずは見た目から選び、実際にゲームに投入して使えるかどうかを判断してみる。自分自身と装備や銃器の相性を模索して組み上がったスタイリングが、実用的でかつ見た目にもカッコいいものになる。

 

東京マルイM870ブリーチャーと東京マルイ ハイキャパ5.1 ゴールドマッチの画像

 

GUN&EQUIPMENT

 

 全体のスタイルはシューティングレンジやキルハウスでトレーニングしているイメージで、下は移動時のジーンズとスニーカーのまま、上はフィールドシャツを羽織るだけで着替えが完了するラフなスタイルになっている。

 

ヘルメット、プレキャリ、ベルトキットのフルキットを着用しているが、状況に関わらず必ず携行するような装備のみで構成

 

WEAR

  • Crye G3 Field Shirt
  • PIG (FDT) Delta Utility Glove
  • VANS SK8-Hi+Multicam Shoelace

 

 

実物のヘルメット本体やアクセサリーは入手困難なものが多いが、最近は安価でリアルなレプリカ品を組み合わせることで実物のような雰囲気を出すこともできる

 

HEAD GEAR

  • TMC Ops-Coreタイプ FASTマリタイムヘルメット
  • TAC-SKY COMTAC-III ヘッドセットレプリカ
  • Evolution Gear PVS31 レプリカ
  • ELEMENT GEAR HEL-STAR 6レプリカ

 

 

デッキシューズのVANSは、特殊部隊隊員やインストラクターが愛用することで有名。定番のVANS SK8-Hiオールブラック にMulticam Shoe laceに付け替えてタクティカルなアクセントとしている

 

 

BELT KIT

  • TYR Gunfighter Belt
  • Esstac 40°Angled Single Pistol KYWI Pouch×2
  • Esstac Single 5.56 Shorty KYWI Pouch
  • JÄGER CRAFT DESIGN Roll Up Dump Pouch
  • TYR Medical Pouch Small Cutaway IFAK
  • TYR Assaulters Flashbang Pouch
  • Safariland 6354DO+Mid-Ride UBL
  • Soileater Belt Mounted Tourniquet Holder V2
  • Maxpedition Keyper

 

EQUIPMENTの全体画像
ベルトキットはホルスター、ハンドガンとライフルマガジンポーチ、メディカルキットポーチといった特殊部隊の定番アイテムにフラッシュバンポーチや各種ポーチを追加している。身体の左側斜め40度に装着されたピストルマガジンポーチは、アーマーに干渉せずかつリロードが素早くできることから最近の主流になっている

 

PIG (FDT) Delta Utility Gloveは、グリップを握ったときのフィット感や操作性を重視し、射撃に特化したグローブとして多くのシューターやオペレーターに愛用されている

 

東京マルイグロック17のバリエーションであるグロック22は高い命中精度と確実な作動で多くのユーザーに愛用されている。ポテンシャルの高さを生かして前後サイトを交換し、シュアファイアX300を装着しただけのシンプルな仕様となっている

 

 

CHECK POINT

 

東京マルイのガスブローバックガンM4A1 MWSをベースに組み上げたMK18。RIS2ハンドガードは、色味が非常に良いVFC製をチョイス。ハイマウントを介してドットサイトを装着することで素早く構えられるだけでなく、ヘッドセットとの干渉も防げる。バッファーチューブは携行性を重視して折り畳み仕様とし、CAR15ストックはコンパクトさとMK18との相性の良さから使っているとのことだ

 

フロント周りは握りやすさとライト類の操作性を両立させたセットアップ。特にBCM KAGはCクランプスタイルのホールドテクニックとの相性はもちろん、RIS2のシルエットを崩さないので好みだという

 

REFILE

  • MK18 (東京マルイM4A1 MWSをベースにしたカスタム)
  • Ferro Concepts The Slingster Limited Edition Woodland( パッド取り外し)
  • CAR15ストックレプリカ
  • DYTAC Law Tactical Folding Stock Adapter Gen 3-Mレプリカ
  • Magpul MOE Grip
  • BJ TAC Radian Talonセレクターレプリカ
  • DMAG Aimpoint T2レプリカ + Unity FAST Micro Mountレプリカ
  • VFC Daniel Defence MK18 RIS2レプリカ
  • BCM KAG
  • Z&Z Unity Modbuttonレプリカ
  • Somogear LA-5レプリカ
  • Surefireタイプ M300Vレプリカ
  • ArisakaタイプSide Scout Mountレプリカ
  • DYTAC / OMG Surefireタイプ SF4Pハイダー+SOCOM RC2レプリカ

 

 

Crye JPC2.0

 

 極力動きやすいセットアップを前提としてマガジン、止血帯、通信機器といった必要最小限のアイテムのみを携行。止血帯の装着位置をプラカードに集約して、カマーバンドに付けたポーチ類を胸前に寄せている。こうすることで手が届きやすくなり、装具の干渉要因を減らせる。

 前面には手軽に携行容量が増やせるだけではなく使わない時は薄く邪魔にならないBFGのTen-Speed TripleMagazinePouchを装着。カマーバンド左側に装着したGPポーチにはショックコードを追加して絞れるようにすることで、動き回ってもポーチに収めた小物類が暴れず、かつ未使用時はコンパクトにできる。使用用途に合わせて装着位置を決め、既製品で足りない部分はカスタムすることで補っている。

 

 

 

ARMOR

  • Crye JPC 2.0 (Medium)
  • HSGIショルダーパッド
  • JÄGER CRAFT DESIGN Main Panel A+Front Panel Ausf. B+Multi Elastic Holder
  • Blue Force Gear Ten-Speed Triple
  • JÄGER CRAFT DESIGN Insert System Extension Flap+Radio Insert
  • Blue Force Gear Ten-Speed Double
  • CryeタイプGPポーチレプリカ (ショックコードで絞り追加)
  • KAGWERKS S9用ケース
  • Tac Sky PRC152Aレプリカ
  • Peltor PTT

 

 

やまもよは、PASSiVE SHOOT という屋号でフリーランスのフォトグラファー/ビデオグラファーとして活動している。今回の写真もご自身に撮影をしていただいた。撮影する側から見たカッコよさを知る装備系サバゲーマーのスタイリングは、多くの初心者からベテランまで参考になるだろう。
 今後も多くのユーザースタイリングをご紹介していくのでお楽しみに!

 

TEXT:Ghost(Ghost in the Dark)

PHOTO:PASSiVE SHOOT

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年9月号に掲載されたものです。

 

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