サバゲー

2019/03/10

ギア好きの集まるイベント「ユルゲ」が東北で初開催!

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

 

ユルゲはギア好きが交流することを目的としたイベントだ。サバゲはゆるりとしたスケジュールで進行していくのが特徴で、撮影タイムも多くとられている。東北在住のギア好きが中心となって開かれるユルゲは東北では初開催。その様子をご紹介しよう。

 

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いざ東北!「ユルゲ東北」開催

 

 

 ユルゲは、ギア好きが集まる交流の場であり、サバゲよりも撮影会や座談会が中心になるイベントだ。多くのギア好きが一堂に会することで、互いに情報を交換したり、これまでにない特色あるギア系イベントが生まれるきっかけにもなっている。関東で開催されたギアログやギアフェス、ユルゲの参加者の、地元でも開催したいという熱意がなければ、ここまでの盛り上がりはなかっただろう。初開催であるユルゲ東北には、このアツい思いに応えた全国各地のギア好きたちが馳せ参じたのだ。ギア好きのアツいハートは雪の降り積もった真っ白な大地にも決して負けない。

 

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

今回の舞台となった「さとうさんち」は、果樹園の跡地を使ったサバゲフィールドで、自然を生かしたエリアとバリケードを設けた市街地エリアで構成されている

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

築120年の蔵を改築したセーフティも備えており、休憩時間も快適に過ごせる

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

東北のギアフェスとユルゲを担当する滝口氏を中心に、関東のギアフェスとユルゲの主催morizo氏(右)とサポーターMARU氏(左)がユルゲ東北をサポート

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

アメリカ海軍特殊部隊の参加者が多かった。砂漠迷彩であるAOR1が雪上でこれほど迷彩効果があるとは驚きだ

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

雪上での山岳地帯をイメージできる絶好のコンディションに、参加者たちは自分たちの思い出作りのための撮影会を行なっていた

 

 

 アメリカ軍特殊部隊のスタイルを再現しているギア好きは多いのだが、再現にに当たって1つ問題がある。それは本職が少数ながらグループで活動していることだ。個人でどれだけ銃や装備を揃えても、本職がアップしているような集合写真や活動中の写真を真似するには、同じ部隊のスタイルを再現した仲間が必要になるのだ。こういった横のつながりを作ることで、ギア好きの輪は広がっていく。

 

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

参加者が冬季迷彩を着ていたのでアメリカ海兵隊MEUの雪上行軍をイメージ。“雪”というアクセントによって普段では撮影できない場面を再現できた

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

海軍特殊部隊で使用例のある独特な迷彩柄のハンティングカモジャケットで統一した集合写真。こういうアイテムを揃えた参加者が集まるのも、ギア系イベントの特徴といえるだろう

 

 

 同じ部隊の仲間と撮影すると、無線機や車輌といったスタイリングに欠かせない稀少なアイテムも数多く集まるのだ。ギア好きは撮影も楽しむので、小道具が揃うことで撮影するイメージも広がり、ギアをもっと楽しむことができる。主催者たちがギアを愛しているからこそ、これに賛同した仲間が増えていくのだ。

 

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

ギアフェス常連の空軍特殊部隊参加者。豪華な無線機関連のギアがいくつも揃った。ギア系イベントだからこそ見ることのできる稀少なギアを使って撮影できるのもユルゲの醍醐味だ

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

アメリカ海軍特殊部隊は人気が高く、参加者も多い。隊員が活躍する映画や元隊員の自伝などの情報を手に入れやすいこと、実物は入手困難だが上質なレプリカが多く流通しているために再現しやすいのもその理由だろう

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

MARPATとウッドランドのアメリカ海兵隊は、一般遠征部隊MEUや海兵隊特殊部隊マリーンレイダース(MARSOC)が集合した。アメリカ海兵隊は、ギア好きのなかでも勢力を拡大しているようだ

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

グリーンの自衛隊迷彩は目立つかと思えるが、プローンすると遠目には雪解けした地面にうまく同化する

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

フィールドオーナー達が現地抵抗勢力や地元住民のスタイリングで参加。まるで冬のアフガニスタンのようなイメージをさらに深く演出してくれた

 

 

 閉会式で主催の滝口氏から暖かい時期での第2回ギアフェス東北の開催が告知されると、参加者から歓声があがった。次回参加に向けて彼らの気持ちが動き出している証拠だ。この反応にmorizo氏からも関東でのイベント予告がされると東北の装備勢の歓喜はさらに高まった。今年はギア業界の大型イベントが続くようだ。初心者から上級者までギアが好きなら誰でも参加できるイベントがあることは、自分も、今回ここに来れなかったギア好きの担当編集にとってもうれしい。ギア好きなら、同好の士との交流で自分の世界が広がっていくはず。次回も会場でギア好きな読者とお会いできるのを楽しみにしている。

 

 

いざ東北!「ユルゲ東北」開催

宮城に集まった約100人の個性的なスタイリングのギア好きたち

 

TEXT:Ghost(Ghost in the Dark)

 


この記事は2019年4月号 P.148~151より抜粋・再編集したものです。

 

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