イベントで見たサバゲーマー装備
x115x TAYLORのファンミーティング「FRIENDSHIP DAY2」では工夫を凝らしたサバゲー装備のユーザーが多数参加していた。今回はその中から注目するサバゲーマーの装備をピックアップして解説しよう。
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カモフラージュをお洒落に
VELOCITY SYSTEMS BOSS Rugby ロングスリーブ シャツにマルチカムトロピックのコンバットパンツをベースにしたスタイルのサバゲーマー。プレートキャリア、パンツ、ポーチと異なる迷彩を取り入れているが、よく見るとすべてマルチカムのバリエーションでまとめているのが分かる。親和性の高い装備をバランスよく組み立てることで自然なスタイリングに仕上げている。
プレートキャリアはコンパクト&軽量が魅力なx115x TAYLOR製のP15 PLATE CARRIERに各種ポーチをセットアップ。ライフルマガジンポーチはAR対応だが、伸縮性に富んでいるのでMP5のものも保持できる
サイドプレートポーチはマルチカムアライド、ブリーチングポーチのAOR-1の砂漠系迷彩柄だが、相性が良く不自然さがない
ヘルメットはサイドレールが特徴的なTEAM WENDY製。GPNVG-18ナイトビジョンゴーグルとOPS-CORE AMPコミュニケーションヘッドセットを組み合わせ、その上にマルチカムのカバーを被せて装備に馴染ませている。コードの処理の仕方はまさに見事だ
DBAL-A2は様々なガンシューターが用いるレーザーモジュールだ。この上部にドットサイトを載せられるアイテムがあるが、エアガンに対応したモデルはまだない。そこでx115x TAYLORは現在、レプリカに対応したドットサイトマウントの開発を進めている。全長が短いMP5やショートカービンに似合うセットアップだ
ベルトキットには各種迷彩を取り入れているが、それだけでなくSUREFIRE製マスターファイアホルスターやメディカルポーチなど、タクティカルなアイテムもさりげなく取り入れている
個性の強い装備を厳選して装着することで、上手く装備のバランスを取っているのだ
相棒バディ で揃える装備の楽しみ方
仲間とサバゲーに興じる際は、装備に統一感を持たせて楽しむ遊び方がある。仲間で揃えるからこそ迫力を持たせ、仲間同士の結束を感じることができるのだ。軍や法執行機関のように全身を合わせるのもよいが、統一感をテーマにした個性ある仲間スタイリングをここでは紹介しよう。
ナイトカモパターンのx115x TAYLOR製P13 PLATE CARRIERにマルチカムブラックのチェストパネルをセット。背面にはAOR-2のチャージャーポーチを装着したバックパネルを装着することで、携行アイテムを増やしている。頼り甲斐のある前衛、という印象だ
一方で同型のプレキャリのマルチカムブラック版を装着した彼女。前面には3連マガジンポーチと止血帯ポーチ、ユーティリティポーチと比較的身軽な装備だ。身軽に動き回り、後衛から相棒の援護を行なう役割を感じさせる。ヘッドセット、ポーチが差し色になっているのも見逃せない
アイウェアやイヤープロテクター、帽子やヘルメットはカッコ良さだけでなくゲーム中の防御に欠かせない
顔に沿うラップタイプのアイプロテクション、イヤーマフ、キャップで統一しつつ、カラーやカバーで自分好みにすることで個性を演出している
グロックのカラーに合わせてAOR-1でラッピングされたホルスター
こちらはマルチカムブラック生地をラッピングしたカスタムホルスター。ホルスターの加工や製作を請け負うメーカーを利用すれば、装備に合ったホルスターを選びやすい
よく見るとAR15のロアフレームには、元アメリカ大統領の顔とスローガンが
靴もシューズストラップがマルチカムブラックなど、細かい小ネタが仕込んである。細かい部分だからこそ、こだわってみるのも装備の楽しみ方の1つだ
様々なスタイリングを見ることができるイベント。他のサバゲーマーの写真が気になる方はぜひ月刊アームズマガジン2023年2月号をご覧いただければ幸いだ。
TEXT&PHOTO:Ghost(Ghost in the Dark)
この記事は月刊アームズマガジン2023年2月号 P.164-169をもとに再編集したものです。