サバゲー

2024/07/23

フィールドを駆ける! サバイバルゲームの装備を研究しよう!!「装備系から競技系まで楽しむマルチプレイヤー」

 

SURVIVAL GAMERS LABORATORY

 

 サバゲーマーを取材し、注目の装備を研究するコーナー「サバゲーマーラボラトリー」。今回ピックアップするサバゲーマーは、FLiPSoFT。東京都福生市にあるエアソフトフィールド「BLKFOX AIRSOFT FIELD」のスタッフとしてフィールド管理を行ないつつJapan SpeedQBの共催者としても活躍している、装備系から競技系まで楽しむマルチプレイヤーだ。

 今回はそんな彼の装備を研究し、その魅力をお伝えしよう。

 

SURVIVAL GAMER:FLiPSoFT

 

FLiPSoFTさんの全身の画像

 

 

CONCEPT:Tactical x SpeedQB

 

 SpeedQBは、アメリカ・ロサンゼルスのSYG Airsoftというエアソフトガンプレーチームが立ち上げたエアソフトブランドであり、エアソフトのプレースタイルの一つでもある。日本発祥のエアソフトが世界でホビーとして広く愛される中で生まれたSpeedQBは、日本においても公式団体によって大会が運営されている。ゲーム内容は、様々なバリケードが点在するフィールドの真ん中に置かれたフラッグを取ることでチームの勝ちとなる。そのため動きやすさを重視した装備や服装でプレーする姿は、海外で行なわれているペイントボールのゲームスタイルによく似ている。そんなゲームスタイルにFLiPSoFTはタクティカル要素を加えたオリジナルスタイルでプレーをしている。

 

FLiPSoFTさんの武器構え画像

 

GUN

 

東京マルイM870ブリーチャー

  • Double Eagle MAGPUL Stock
  • iso6 Customs Shotgun Tracer

 

 東京マルイのM870ブリーチャーは、3発または6発のBB弾を同時に発射できる同社のガスショットガンシリーズの中で最も短いサイズの取り回しに優れたショートバレルショットガンだ。初速を安定させるために外部ソース式とし、シューティングフォームを安定させるためにMAGPULスタイルストックと複数の弾を同時に発砲できるトレーサーを内蔵したiso6 Customs Shotgun Tracerを装着

 

東京マルイM870ブリーチャーと東京マルイ ハイキャパ5.1 ゴールドマッチの画像

 

東京マルイ ハイキャパ5.1 ゴールドマッチ

  • Shock Airsoft 3D printed slide

 

 東京マルイのハイキャパ5.1 ゴールドマッチは、高性能で世界中のエアソフトガンユーザーに愛用される同社のHi-CAPA5.1 ガバメントモデルの高性能を継承しつつレースガンとして競技に勝つためのカスタムパーツが組み込まれたファクトリーカスタムである。ゴールドマッチをベースに最近流行の3Dプリンターで作られたカスタム樹脂スライドを採用したことで、シャープでキレのあるブローバックが得られるだけではなく、カスタムモデルらしく見た目のカッコよさも申し分ないものとなっている

 

EQUIPMENT

 

SpeedQB 

  • Atom Plate Carrier (APC)(black) 
  • AtomPack(APK)(burnt moss)
  • NCR Extendo Pouch(NCR-EXO)(burnt moss)
  • NCR Hybrid Pouch(NCR-HP)(burnt moss)
  • [MBS] QUIKSTRIP(midnight camo)

 

TYR tactical 

  • gunfighter belt

 

G-code 

  • scorpion type softshell mag carrier

 

T.REX ARMS 

  • RagnarokSD Holster

 

 T.REXのRagnarokSD Holsterはオートマチックピストルにウェポンライトを装着した状態で保持されるようになっている。そのため対応しているウェポンライトが銃本体に装着されていれば、サプレッサーを付けた状態でも保持できる

 

EQUIPMENTの全体画像

 

CHECK POINT

 

SpeedQB AtomPack(APK)

 

 SpeedQBは個性的なゲームを提案するだけでなく、ゲームで使い勝手のよい装備も開発・販売している。その中の一つである「AtomPack(APK)」は、背面に通気性と吸汗性に優れたエアメッシュパッドを採用することで、長時間背負っても快適さが維持される。内部はエアタンクを保持しやすいようにパットが設けられており、単体での運用はもちろん、プレートキャリアやチェストリグに連結して活用できるバックパックだ

 

SpeedQB AtomPack( APK)装着時の画像

 

Nike Air Jordan1 ELEMENT

 

 Nike Air Jordan1は、1984年にプロバスケットプレーヤーのマイケル・ジョーダンのためにスニーカーメーカーのNikeが最初に用意したシグネチャーモデルだ。そのモデルのゴアテックス仕様がAir Jordan1 ELEMENTである。TanカラーのスニーカーとRanger Green装備とのカラーコーディネートがポイントとなっている

 

Nike Air Jordan1 ELEMENT装着時の画像

 

 

 

FLiPSoFTさんの全体画像(表裏)

 

 「競技だけに捉われず、タクティカルな装備の機能性を活かすことを意識している」というその感覚は、エアガンだけでなくファッションやスポーツなどの分野から積極的にアイテムを取り入れることで、個性的なスタイリングを実現している。

 見た目だけでなく機能性にもこだわる競技装備系サバゲーマーのアプローチ方法は、多くの初心者からベテランまで参考になるだろう。今後も多くのユーザースタイリングをご紹介していくのでお楽しみに!

 

TEXT:Ghost(Ghost in the Dark)

PHOTO:BLKFOX_GENKI
SPECIAL THANKS:BLKFOX AIRSOFT FIELD

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年8月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×