2024/07/16
【ナイフダイジェスト WEB版】01 REPORT:一流の『T-OD GEAR SPOT』開催!!
刃物専門編集者の服部夏生と申します。ご縁あって、ホビージャパンから刃物に関するムックや書籍をつくらさせていただいておりますが、この度、アームズマガジンウェブでナイフ&刃物にまつわるあれこれを紹介させていただくことと相成りました。よろしくお見知り置きのほどを。
独自性の高いナイフ&ギアショー
さて、今回は6月16日に開催された「T-OD GEAR SPOT」の模様をご紹介したいと思う。同ショーは、毎年6月に、東京・池袋のサンシャインシティで開催されている。
池袋にあるサンシャインシティ。アミューズメント施設も多く賑やかなロケーション。実は日本では結構な数のナイフショーが開催されているのだが、それぞれはっきりとした特徴がある。
T-OD GEAR SPOTは、大きく2つの特徴があると思う。ひとつは、ナイフに限らずミリタリーアイテムも含めた「さまざまな作家もの」が展示販売される。もうひとつは、あまり他では出展しない作家に会えること。今年も、鍛造刃物の作家をはじめ、個性豊かな面々がそろった。
個性豊かな出展者たち、その作品
超ダイジェストで、作品を撮影させていただいた方々を順にご紹介していこう。
毛利沙羅さん(Pagos Craft)
鉄を赤めて鍛造したブレード(刃)をナイフにする刃物作家
毛利舞音さん(Pagos Craft)
沙羅さんと共に参加。ハンドメイドの小物やジュエリーを制作
真坂洋之さん(SDT-WORKS)
カランビットや鍛造作家とのコラボモデルなど多彩に展開
NIGHTHAWK EDGE
質実剛健を形にしたような作品でユーザーたちの信頼を集める作家も参加
武市広樹さん(Rock Edge Works)
ショーを主催してきた作家。手前はパン切り用のナイフ
五十嵐 護さん(ZERO鍛冶)
人気上昇中の鍛造刃物作家。写真は長田渓さんとのコラボナイフ
KINGFELIX bagworks
レザーバッグの作家も初参加。機能性の高い作品が注目を集めていた
萩野 力さん(AsurahKnives)
人気作家も参加。直接会える貴重な機会だけに常に人がいた
市川志郎さん(I川商店)
実用性とデザインが両立した「持つ楽しみ」を感じられる作品だ
LT-1
カスタムガンやカイデックスホルスターなどを製作する工房も参加。注目を集めていた
杉田 匠さん
たくちんの名でナイフ等を制作。バタフライのアクションの滑らかさは特筆もの
鈴木北斗さん(蜜柑刃®︎)
ショーに合わせたスペシャルモデルも人気を集めた気鋭の作家
伊藤 亮さん
ステ菌という愛称でも親しまれている作家。フォールダー(折りたたみ)の名手
寺田忠夫さん(アトリエトマス)
高い加工技術を活かした実用性抜群のナイフで人気の作家
岡野育実さん(秋水)
ナイフも手がける鍛造作家。刃文が印象的なモデルを並べ注目を集めた
山田トール健多郎(PROMETHEUS)
“Thor”の愛称でも知られる新進のナイフ作家も参加した
たまごち
コレクションナイフを展示販売。貴重なモデルも多く常にブースに人が集っていた
マトリックス・アイダ
ナイフメイキングのメッカ。相田東紀さんのわかりやすい説明は貴重
豊和精機製作所
猟銃専門店も参加し賑わいにひと役買っていた。代表(左)と副代表が参加
and more!!
2024年もT-ODはじめ、さまざまな形態のナイフショーが無事開催されることを祈りつつ、ナイフ関連のムックも出していければと思っているので、引き続きよろしくお願いいたします!
ショーの様子、以下にもう少しだけつらつらと書かせていただきました。お時間ある際にでも、お読みいただければ!!
刃物専門編集者の憂鬱 その18「ショーレポート:T-OD GEAR SPOT 2024 編」
*ナイフはルールを守って安全に使用しましょう。
TEXT:服部夏生
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