2024/05/30
Air Gun Custom Enthusiast ~こだわりのエアガンカスタム~【ハンドガン編】
機械加工、ハンドクラフト、塗装技術…自分だけのこだわりの1挺を造る
心を揺さぶるカスタムガンは人それぞれにあるが、それが必ずしも製品化されているわけではない。例えばたった1枚の写真からその銃の背景を探り同じものを造ってみることもカスタムなのだ。ここではそうした有名、無名にかかわらず気になった銃を様々な手法を駆使して再現したカスタムを紹介する。
GLOCK19 クスエア
グロックは保存容器のタッパーのように実用一点張りの機能と飾らずスッキリとした外観が特徴だ。特にスライドは必要最小限のラインで構成されておりよく言えばシンプル、悪く言えばノッペリしていると言える。そこでグロックの特徴であるスッキリとしたイメージを崩さずにメリハリを付けることにした。ボクシーなスライドのグロックを印象付けるためにコーナーの丸みをすべて面取りし、多角形のグロックへと変身。フレーム側に独自色が強いP80タイプをチョイス。アンダーレールがピカティニースペックになっているのでウェポンライトの選択肢も増える。グロックらしさを活かしたカスタムとなっている。
92 ELITE LTT
ベレッタのカスタマイゼーションで知られるラングデン・タクティカル・テクノロジー(LTT)は自身がベレッタを使ったトップシューターでもあるアーネスト・ラングデンが代表を務める会社だ。同社の92 ELITE LTTはアメリカ軍の制式拳銃の座を退いてから新たな進化の道を進み始めたカスタムベレッタの代表格でありフラッグシップモデルということで気になっていたモデルでもある。そこで東京マルイのM9A1をベースに92 ELITE LTTをモデル化。あくまでもディテールを忠実に再現するように注意を払った。外観上はM9A1と変わらないように見えるが、各部のエッジを丁寧に丸めてあるので握り心地は最高だ。細かい作業を積み重ねて究極のベレッタと呼ばれる92 ELITE LTTを再現している。
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TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2024年6月号に掲載されたものです。
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