エアガン

2024/01/12

電動ガンを耐久性&コンディションアップさせるアイテム「G-FORCE 電動ガン用バリアダイオード」

 

バリアダイオードで
電動ガンの耐久性&コンディションアップ

 

 一般的な電動ガンはトリガーと連動したスイッチによって作動を制御しており、このスイッチのオン/オフ時に瞬間的に大電流(逆起電力)が発生している。この大電流によってモーターが惰性回転し、モーターの回転によって電気が起こり、スイッチの接点でスパークが発生。これが元で接点部分が汚れたりススが付いたり、最悪の場合は接点が溶けてしまう。そんな電動ガンの寿命を左右しかねないスパークを抑制してスイッチを保護してくれるのがバリアダイオード(SBD=ショットキーバリアダイオード)だ。

 

*銃本体のパーツ構成や個体差などによりモーターの出力特性に合わせた内部パーツの交換やセットアップが必要な場合があります。すべて自己責任のうえで交換してください

*銃本体のパーツ構成や個体差などによりSBDが収納しにくい、もしくはできない場合があります。すべて自己責任のうえで装着してください

 

 

 このバリアダイオードは、モーターターミナルに装着することでモーターの惰性回転で発生した電気をモーターへ回収、自己消費させ、スパークを抑制・防止できるという部品だ。ジーフォースのSBDは収納しやすい超小型バリアダイオードを採用。組み込み方はモーターターミナルにネジ止めしてグリップとモーターの隙間に収納するだけと簡単で、コスパにも優れている。アナログスイッチだけではなくマイクロスイッチや電子トリガーにも有効だ。

 

 

G-FORCE

バリアダイオード for SOPMOD/M4(2個入)

¥1,650

 

 +極線が長い東京マルイの次世代電動ガンSOPMOD M4及びスタンダード電動ガンM4系に適している。

 

バリアダイオードを装着せずに10年以上使い続けて何千発も撃ったあとのスタンダード電動ガン東京マルイM4A1カービンのスイッチ部分。銀色の接点部分がスパークで溶けてしまっている。バリアダイオードを装着すればこのような症状を未然に防げる

 

バリアダイオードの取り付け方

 

東京マルイの次世代電動ガンHK416デルタカスタムにバリアダイオードを組み込んでみよう。まずはグリップエンドを外してネジ受けプレートを取り出す

 

モーターと接続している2本のモーター端子をラジオペンチなどを使って外し、グリップから東京マルイのEG1000モーターを取り出す

 

東京マルイのEG1000モーターにバリアダイオードの赤い線の端子をモーターターミナルの赤で塗られた側(写真左側)のネジ、黒い線の端子をその反対側にあるネジに固定する

 

バリアダイオードの収納スペースは個体・機種差があるので適宜調整する必要がある。HK416デルタカスタムの場合は赤いコードをモーターの上に這わしてモーターの後方にバリアダイオードを収納するようにした

 

コードを断線しないようにグリップ内にモーターを戻す

 

モーター端子を接続する前にモーターを指で押して上下するか確認する。上下しにくい場合はコードがうまく這わされていないので、モーターを取り出してコードの這わせ具合を確認する

 

極性を間違えないようにモーター端子を接続する。バリアダイオードがモーターの後方に収納されているのがわかるだろうか

 

ネジ受けプレートをモーターに載せてからグリップエンドを固定する。収納できるスペースは個体・機種差があるので適宜調整が必要だ

 

商品のお問い合わせ先&撮影協力:G-FORCE

TEXT:毛野ブースカ

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年12月号に掲載されたものです。

 

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