エアガン

2024/01/16

【実射動画】トカレフがカスタムされて新登場!KSC「TT33 vp12」

 

KSCのTT33シリーズに

ガンスミスカスタムのようなモデルが登場!

 

 「TT33 トカレフ」は知名度は高いものの、エアガンとして世に出回ることが中々少ない一挺だ。そんなTT33を以前よりラインアップしていたKSCだが、今回ガンスミスによるカスタムが施されたようなTT33を発売した。

 KSCからラインアップされているTT33シリーズの中でもかなり個性的なモデルに仕上がっているのがこの「TT33 Vp12」だ。

 

 

 

 


 

 

 知名度があるわりにTT33がエアガン化されてこなかった理由の一つかもしれないのが本体の薄さだ。M1911やM9、Glockを触ったことのあるユーザーであれば持ったときに銃の薄さ、スリムさに驚くであろう。

 そして銃がスリムということはマガジンもかなりスリムな作りになっており、大体スマホを2枚重ねたくらいの薄さだ。ゆえにマガジンにBB弾が装填されるときはシングルカアラムになる。

 

 

 マガジンや本体がスリムということは、その分内部機構もコンパクトにする必要があり、マガジン内のガス容量が小さくなる原因になる。しかしKSCは独自の技術力で解決している。

 

 

 その他の「TT33 Vp12」外見について紹介していこう。

 一番目を引くのは実銃では反動を軽減するために設けられているバレルに入ったスリットと左右に合計12カ所設けられたエキゾーストポートだ。おそらくこれが「vp12」という製品名の元となっていることだろう。

 

 

 実銃はマニュアルセーフティがないのだが、本製品のトリガーはユーゴスラビア製のクローンが装備するトリガーセーフティを再現している。これによって銃自体の安全性が高まるだけじゃなく、見た目にも違った印象を与えている。

 

 

 グリップはTT33らしいシンプルデザインで一見すると実銃と同じようなものに見えてくるが、旧ソ連の星印が刻印されていた場所がタギング風の刻印に変更されている。これはM1911などではよく見られるカスタムだが、それをあえてTT33に施したガンスミスの遊び心を表現している。

 

星マークの消されたグリップ

 

TT33本来の刻印がスライドに彫られている

 


 

実射

 

 あのスリムな独特なフォルムをヘビーウエイト樹脂を用いてしっかり再現し、それをサバゲーでも使えるスペックにまで持ち込んだKSCには脱帽だ。

 撮影日は11月で少し肌寒いぐらいの気温だが、それでもかなり快調に動作し、命中精度にも期待が持てる一挺だ。

 

 

 

 

 


 

 TT33自体はKSCからいくつかバリエーションは出ているのだが、「TT33 vp12」はTT33の特徴である東側らしいデザインやスリムなフォルムを残しつつも、クローンモデルからの逆輸入やガンスミスによるカスタム風なデザインなど、性能や使い勝手のために多くの要素が加わった独創的でモダンなデザインになっている。

 

 TT33をコレクションしている人や、ちょっと独特なエアガンが欲しい人はぜひともお手に取ってみてはいかがだろうか?

 

KSC TT33 vp12 ヘビーウエイト

 

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 


 

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