エアガン

2023/12/08

【発売日決定】東京マルイ 「G17 Gen.5 MOS」ガスブローバックガン

 

発売日決定!!

 

 

 2023年2月24日に行なわれた「マルフェス ONLINE pt.9」にて、グロック19 Gen.4に続くグロックシリーズの最新作「GLOCK17 Gen.5 MOS」が発表された。

 製品名にあるMOSとは“Modular Optic System”の略で、マイクロドットサイトなど光学照準器(オプティクス)をスライド上にダイレクトにマウントできる仕様となっているのが特徴。実銃からの採寸によりリアルサイズになっていることはもちろん、ディテールもしっかり再現されている。

 G17最新バージョンのガスブロ化とあって注目を集める「GLOCK17 Gen.5 MOS」。その発売予定日がついに公表された!

 

発売は12月19日(火)を予定!!

 

 今回はそんな「GLOCK17 Gen.5 MOS」のスペックを改めて紹介しよう。

 

 


 

東京マルイ

ガスブローバックガン

G17 Gen5 MOS

 

 

 2月24日に配信された「マルフェス ONLINE pt.9」で発表されたガスブローバックガンの新製品「G17 Gen5 MOS」が会場でお披露目された。G26から始まり、G17 Gen.3、G19 Gen.3、G17&G19 Gen.4へと進化してきた東京マルイのグロックシリーズ。今作では実銃の最新バージョンとなるマイクロドットが搭載可能な第5世代(ジェン5)のMOS(モジュラー・オプティック・システム)仕様を再現している。
 

実銃のGen5はFBIの次期制式採用ハンドガンコンペティションの要項に沿うかたちで開発された。従来のフォルムやメカニズムを維持しつつ、細かな部分がアップデートされている

 

 実銃より採寸されたディテールは、グロック・マークスマン・バレル(GMB)のライフリング形状やフロントセレーション、フィンガーグルーブレスのグリップ、アンビスライドストップ、交換式バックストラップ、ランヤードリングなどジェン5の特徴をリアルに再現。MOS仕様のスライドには東京マルイのマイクロプロサイトが搭載可能。マイクロプロサイトが収まるスライド後部上面のマウント部分を保護するカバーは工具なしで着脱できる。

 

Gen4以降のモジュラーバックストラップシステム(MBS)を採用したフレームをベースにGen3​​から導入されていたフロントストラップのフィンガーグルーブが廃止された

 

スライド先端はエッジがカットされてホルスターからの抜き差しがしやすくなっている。カスタムグロックでよく見られるフロントセレーションが標準装備され、命中精度が向上したグロック・マークスマン・バレルのライフリングが再現。リコイルスプリングガイドはGen4と同様デュアルタイプとなっている

 

Gen5の最大の特徴であるアンビスライドストップはライブで作動

 

フィンガーグルーブが廃止されたRTF(ラフ・テクスチャード・フレーム)。交換式のバックストラップは4種類付属。グリップ下部には着脱可能なランヤードリングが装着されている

 

 

スライド後部上面のマイクロプロサイトが収まるマウント部分を保護するカバーはスライド後部のスライドカバープレート上部に設けられたストッパーを押すことで工具を使わずに外せる

 

アップデートされた内部システム


 MOS仕様のスライドを再現するにあたり、高さを抑えつつもストロークを長くすることで従来型に比べてシリンダー容量が約20%アップした新型エンジンを搭載。新型エンジンによるリコイルショック増加や、スライド後部上面が大きくカットされたMOS仕様のスライドに対応すべく東京マルイ初となる高耐久カーボン入り樹脂を採用。耐久性・剛性が大幅に向上している。
 

ブローバックエンジンの比較。左がGen5、右がGen4。Gen5は高さを抑えつつもオーバルタイプのシリンダー/ピストン形状としてストロークを長くすることで、Gen4のエンジンに比べてシリンダー容量が約20%向上している

 

スライドは耐久性を向上させるために東京マルイ初となるカーボン入り樹脂を採用。スライドとフレームはそれぞれカラーリングを変えることで実銃のツートンフィニッシュを再現

 

スライド先端内側のリコイルスプリングガイドを受け止める部分の比較。左がGen5、右がGen4。Gen5は金属パーツの厚みと固定方法が変更されており、耐久性が向上している

 

 フレーム内部に目を移すと、アンビスライドストップの採用や、フリクションロスの低減と安定した作動性を実現すべくリアシャーシを中心に内部構造を大幅に刷新。スライドを引いた時のフィーリングが滑らかになっている。さらにトリガーフィーリングはメリハリがつき、スムーズな引き始めと、インナーハンマーがダウンするタイミングが掴みやすくなっている。もちろんアンビスライドストップはライブだ。

 

フレーム後部内側のリアシャーシ部分の比較。手前がGen5、奥がGen4。ハンマーだけではくノッカー周辺のパーツ形状や構成も変更されており互換性はない

 

ガス容量を向上させた新型マガジンも開発

 

 このモデルの特徴はこれだけではない。新型エンジンのシリンダー容量向上に伴う発射弾数低下を補うために、内部構造を徹底的に見直すことでガス容量を約20%向上させた新型マガジン(バージョン2.0)を採用。優れたパフォーマンスを維持しつつ50発以上(メーカー公称値)の安定した射撃を実現している。さらに従来型マガジンとの互換性を持たせており、従来製品にも使用可能だ。

 

Gen5に標準装備されるバージョン2.0マガジン。装弾数は25発。従来型と互換性があり、Gen5に従来型のマガジンは使用できるが、Gen5のポテンシャルをフルに発揮させるためにはバージョン2.0が最適とのこと

 

 

マガジン内部の比較。左がバージョン2.0、右が従来型。全体の形状・サイズは同じだが、バージョン2.0はガスタンク部分の容積が増えている。さらに従来型よりも冷えに強くなっている

 

従来型と差別化を図るために実銃でも採用されているオレンジ色のマガジンフォロアーが導入されている。残弾が確認しやすいメリットもある

 

マガジンバンパーは注入バルブ用の穴が廃止され、リアルな形状となった。ガスを注入する時はフォロアーベースを引き下げてマガジンバンパーをスライドさせる

 

注目の実射

 

 ブース内に設けられた試射レンジで実射したところ、手首にビシッとくるシャープなリコイルショックに加えてスライドのリカバリースピードが速くコントロールしやすい。ブローバックのサイクルに荒々しさはなく非常に洗練された感じだ。ホールドした際の剛性感だけではなく作動性も向上している。可変ホップアップシステムはジェン4を踏襲しつつホップダイヤルのギアの歯数を多くすることでより細かくホップ(弾道)調整ができるようになり、命中精度は申し分ない。

 

今まで東京マルイのグロックシリーズをすべて撃ってきたが、見た目のリアルさ、撃ち応え、命中精度、構えた時のバランス、操作フィーリングすべてにおいてシリーズトップの出来映えと断言できる。ガスブローバックガンとしても完成度は非常に高い

 

 今までにない画期的なフィーチャーが数多く採用されているG17 Gen5 MOS。まさに最新にして最良のガスブローバックハンドガンといっても過言ではなさそうだ。

 

TEXT:毛野ブースカ

PHOTO:アームズマガジン編集部

 


 

 Arms MAGAZINE WEBでは気になるエアガン&サバゲー情報を毎日発信中!! 気になる方は公式X(Twitter)を要チェック♪

 

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×