エアガン

2023/11/25

東京マルイ、ガスブローバックショットガン「SAIGA-12K」が再販!【注目の再販エアガン】

 

人気のガスブロショットガンが再販

 

 東京マルイ初のガスブローバックショットガンSAIGA-12Kは今年の6月に発売され、リアルな外観と完成度の高いメカニズムで多くのユーザーから好評を得ている。今回このサイガが2023年11月30日に再販される。今回はこのエアガンの魅力を振り返ろう。

 

東京マルイ ガスブローバックショットガン SAIGA-12K

 

DATA

  • 全長:666mm/908mm(ストック展開時)
  • 全幅:220mm
  • 全高:72mm
  • 重量:3,140g(空マガジン含む)
  • 装弾数:45発
  • 価格:¥60,280
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

待望のガスブロショットガン

 

 SAIGA-12K(以下サイガ)は、AKシリーズのスタイルと操作性はそのままにショットガン化した異色のセミオートマチックショットガンである。撃ち応えはショットガンそのものだが、ボックスマガジンによる素早いマガジンチェンジやAKシリーズ用のパーツが一部流用できることからハンティングや3ガンマッチ用として人気を博している。

 東京マルイは外観は数あるバリエーションの中からショートバレル(約17インチ)仕様をチョイスして再現。独自のノズル&チャンバー機構により同社のショットガンシリーズと同様、3発同時発射を実現している。ブローバックエンジンはサイガ用に新規開発。チャンバー内に残弾がなくなるとボルトが前進、ハンマーがダウンした状態となるAK特有の機構を再現すべく、マガジン内にガスが残っていてもボルトが前進しハンマーがダウンして作動が停止する「オートストップ機構」を搭載している。

 

ビーズタイプのフロントサイトが付いたバレル上面に設けられたリブサイト。専用のツールを使って上下に微調整可能

 

レシーバー左側には民間仕様であるサイガを象徴する刻印が施されている

 

AKシリーズをベースにしていることがひと目でわかる亜鉛ダイキャスト製レシーバー。エジェクションポートはショットシェルにあわせて拡げられている

 

実銃ではバレル上部にガスレギュレーターが備わっており、使用するショットシェルに応じてガスの流量が調整できる

 

レシーバー左側にはAK74用サイドロックマウントレールが装着できるスコープマウントベースが設けられている

 

AK74MNなどと同じサイドフォールディングストックが付属している

 

AK47などとは異なるスポーティーな樹脂製ハンドガード(フォアエンド)が装着されている

 

AKシリーズのピストルグリップが装着されており、握った感じはAKシリーズそのもの

 

 

専用マガジン――良好な作動に欠かせない温度管理が可能に

 

 ボックスタイプマガジンは樹脂製ケースとマガジン内部の二重構造。マガジン内部はワンタッチで取り出すことができ、ガスタンク背面には温度測定シールが備わっている。初の試みだが、良好なブローバックアクションに温度管理は欠かせないため、このシールは非常にありがたい。装弾数は45発で3発同時発射なので合計15ショット分発射できる。

 

東京マルイ ガスブローバックショットガン SAIGA-12K
マガジンの温度調整するためにはマガジン後部上方にある分割ボタンを押しながらマガジンケースからマガジン内側を取り出す

 

東京マルイ ガスブローバックショットガン SAIGA-12K
ガスタンク背面に添付された温度測定シール。これによりガスタンクの温度が把握できる。作動に適した温度は25℃~30℃(メーカー公称値)となっている

 

東京マルイの妥協なき姿勢が生み出した圧倒的な完成度と撃ち応え

 

 実射すると、激しいブローバックとともにBB弾が3発同時に発射される。トリプル固定ホップアップシステムながらホップアップとBB弾の散開具合が絶妙にセットアップされており、40mくらい先まで有効弾を撃ち込める。20mくらいまでならかなりまとまって撃ち出される。

 

東京マルイ ガスブローバックショットガン SAIGA-12K
アサルトライフルをショットガン化したサイガは構えやすくて狙いやすい。セレクターレバーの切り替えやマガジンチェンジもスムーズに行なえる

 

東京マルイ ガスブローバックショットガン SAIGA-12K
発射した瞬間を捉えたところ。3発がほぼ同時のタイミングで散開せずにまとまって発射され、BB弾発射後にボルトが後退し始めているのがわかる

 

東京マルイ ガスブローバックショットガン SAIGA-12K
プラチナバイオBB弾0.2gを使用してロングレンジで連射したところ。20mくらいまでは3発がまとまって飛び、30mを超えるあたりから徐々に散開していく感じだった

 

 大きなボルトのおかげでリコイルショックは肩にガシガシくる。連射するとさらに面白さがヒートアップ。3発同時発射とハードなリコイルショックが同時に体感できるこのフィーリングは病み付きになりそうだ。温度管理を行なえば連射しても最終弾までしっかり撃ち切れる。マガジンを銃本体にセットするのにややコツがいるものの、セットしてしまえば不意に脱落することはない。マガジンが大きいだけにこの点は安心だ。

 

東京マルイ ガスブローバックショットガン SAIGA-12K
サイガ専用のブローバックエンジンにより3発同時発射とともにAK特有のボルトアッセンブルが勢いよくブローバックし、強烈なリコイルショックが肩を襲う

 

東京マルイ ガスブローバックショットガン SAIGA-12K
AKをベースとしたサイガはグリップやストックの形状・アングル、操作感も同じなので、AKを扱ったことがある方なら違和感なく扱えるはず

 

 期待を裏切らない完成度を誇る東京マルイのSAIGA-12K。先日の東京マルイフェスティバル2023ではこのサイガの東京マルイオリジナルカスタムモデル、SAIGA-12 SBSが次期新製品として発表されている。今後のバリエーション展開も期待できるシリーズだ。

 

 

▶ 詳しいレポートはこちら ◀

 


 

 Arms MAGAZINE WEBでは気になるエアガン&サバゲー情報を毎日発信中!! 気になる方は公式Twitterを要チェック♪

 

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×