2023/08/14
海兵隊仕様のスナイパーライフルをエアガンで再現「タナカ M40ベトナムベーシックモデル& M40A1 24インチウッドストック」
“USMCトイガン”をピックアップ
独立した軍隊であるアメリカ海兵隊U.S.MARINE.CORPS.(USMC)は、任務の特性上アメリカ陸軍が制式採用した銃器を中心に独自に採用している銃器もある。それらアメリカ海兵隊を支えてきた銃器たち、いわゆる“USMCウェポン”はトイガンでも多数再現されている。ここでは月刊アームズマガジン2023年8月号と2023年9月号のアメリカ海兵隊特集と連動し、米海兵隊の銃器を再現した“USMCトイガン”をピックアップしていく。今回は「タナカ M40ベトナムベーシックモデル& M40A1 24インチウッドストック」を紹介しよう。
海兵隊仕様のスナイパーライフル
ベトナム戦争中、海兵隊は選抜射手によるスカウトスナイパーチームを偵察、支援、防御任務など様々な用途で派遣していた。海兵隊は当初、ウィンチェスターM70ボルトアクションライフルを使用していたが、より性能が優れた狙撃銃が必要となりレミントンM700ヴァーミントバージョン(狩猟用モデル)を購入、海兵隊にてカスタムを施しM40という名称を付けて運用を開始した。M40にはレッドフィールド製の3-9倍可変倍率スコープが装着されており、7.62mm×51NATO弾もしくは民間用の.308Win弾が使用されていた。M40はエジェクションポートが.308Win弾専用となっておりボルトストロークも短いショートアクションとなっている。ストックは木製の一体成型でありチークパッドがストックから削り出しで造形されているのが特徴的だ。
タナカ製のM40は高級ウォールナット材を使用した豪華な作りであり、その質感は他に類を見ないクオリティを持っている。黒染め仕様の機関部やボルトはスムーズに作動し、一切の違和感や不具合を生じさせない。構えた際の安定感も良く、長時間保持していても疲れにくい。
また、初期型M40を再現したM40ベトナムベーシックモデル カートリッジタイプVer.2ガスガンとM40A1 24インチウッドストック カートリッジタイプVer.2ガスガンは各部の違いも作り分けされており、鑑賞するのも楽しい1挺となっている。
タナカ
M40 ベトナムベーシックモデル カートリッジタイプVer.2ガスガン
DATA
- 全長:1,110mm
- 重量:2,670g
- 装弾数:5発
- 価格:¥75,900
- お問い合わせ先:タナカ
タナカ
M40A1 24インチウッドストック カートリッジタイプVer.2ガスガン
DATA
- 全長:1,115mm
- 重量:2,900g
- 装弾数:5発
- 価格:¥72,600(金色アルミカートリッジ付属)
- お問い合わせ先:タナカ
TEXT:アームズマガジン編集部
この記事は月刊アームズマガジン2023年8月号に掲載されたものです。
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