エアガン

2023/08/22

アメリカ海兵隊のリクエストによって強化されたM9ピストルを再現「東京マルイ M9A1」

 

“USMCトイガン”をピックアップ

 

 独立した軍隊であるアメリカ海兵隊U.S.MARINE.CORPS.(USMC)は、任務の特性上アメリカ陸軍が制式採用した銃器を中心に独自に採用している銃器もある。それらアメリカ海兵隊を支えてきた銃器たち、いわゆる“USMCウェポン”はトイガンでも多数再現されている。ここでは月刊アームズマガジン2023年8月号と2023年9月号のアメリカ海兵隊特集と連動し、米海兵隊の銃器を再現した“USMCトイガン”をピックアップしていく。今回は「東京マルイ M9A1」を紹介しよう。

 

 

 

多岐にわたる改修要請を盛り込んだM9A1を再現

 

東京マルイ M9A1

 

 ベレッタM9が制式採用された当初から、ベレッタM9に対しては懐疑的だったアメリカ海兵隊の要請によって2006年に登場したのがベレッタM9A1である。ノーマルM9との最大の違いは、フレーム前部にピカティニースペックのアンダーレールの追加と、ストレートタイプのトリガーガードが採用されたことだ。またフレームのフロントストラップとバックストラップにはチェッカリングが施され、マガジンウェルの拡大、砂漠地帯での作動不良が軽減されたマガジンを採用。さらにヘキサゴングリップスクリューや樹脂製リコイルスプリングガイドの採用など多岐にわたる改修が行なわれている。
 そんな最新バージョンのM9に準じたモデルを、東京マルイはガスブローバックガンで製品化している。

 

東京マルイ M9A1
フレーム前部にはピカティニースペックのアンダーレールが追加されている

 

東京マルイ M9A1
グリップのフロントストラップにはチェッカリングが施されている。グリップスクリューはヘキサゴンタイプ

 

東京マルイ M9A1
同じくリアストラップにもチェッカリングが追加され、握りやすいように上部がややシェイプされている

 

東京マルイ M9A1
フロント/リアサイトにはホワイトドットが入れられて視認性が高められている

 

 アンダーレールやグリップ周りの形状はもちろん、同社のM92Fミリタリーモデルではオミットされていたデコッキング機能が搭載され、ダイヤル式可変ホップアップシステムが採用されている。

 

東京マルイ M9A1

 


 

東京マルイ
M9A1

 

DATA

  • 全長:216mm
  • 重量:961g
  • 装弾数:26発
  • 価格:¥18,480
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年8月号に掲載されたものです。

 

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