エアガン

2023/07/24

いろとりどりの特色を解説!! スポーツライン電動ガン10挺レビュー【前編】

 

こんな人にオススメ!
スポーツライン電動ガンの魅力を解説

 

 総合的に見て価格と性能のバランスがとれたものが多いスポーツライン電動ガンだが、実は製品によってキャラクター性が結構違うという側面もあるものだ。そこで今回はいくつかのスポーツライン電動ガンをピックアップし、アームズマガジン編集部のメンバーが実際に射撃し、特色を調査。この製品はこんな人にオススメできる、という結論を用意してみた。それぞれの詳細情報と合わせて、購入時の参考などにぜひ役立ててほしい。

 

 

 

 

 


 

S&T

MK46 Mod.0

スポーツライン電動ガン

 

大柄で存在感を放つスタイルを持つMK46 Mod.0スポーツライン電動ガンは周囲から注目を集めること間違いなしだ。重量は4kg程度となっておりフルメタル電動ガンを構えているのとほぼ同程度の重さしか感じない

 

DATA

  • 全長:840mm/922mm(ストック伸長時)
  • 重量:4,060g
  • 装弾数:2,000発
  • 価格:¥45,650
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

 

 

こんな人にオススメ!!

 

 MK46 Mod.0スポーツライン電動ガンはレールシステムによる拡張性も高く、セットアップ次第ではどのようなフィールドでも使っていける汎用性の高さが光る1挺です。軽機関銃らしく安定した制圧射撃に適しており前線を押し上げる味方のやや後方から援護射撃をするという使い方に向いています。いざというときはその軽さを活かした機動戦も充分にこなせるポテンシャルを秘めており、援護射撃とアタッカー両方を楽しみたいというやや欲張りな人にピッタリの電動ガンとなっていますよ。(コメント:津軽太郎)

 

大柄で存在感を放つスタイルを持つMK46 Mod.0スポーツライン電動ガンは周囲から注目を集めること間違いなしだ。重量は4kg程度となっておりフルメタル電動ガンを構えているのとほぼ同程度の重さしか感じない

 

樹脂製で軽量ながら実用に耐えうる耐久性を持つバイポッドが標準装備されているのは嬉しいポイントだ。フラッグ防衛などで待ち伏せをする際にも使いやすいだけでなく、展開したまま走るような場面でも負担になりにくいなどかなり高ポイントの装備だ

 

装弾数2,000発の大容量マガジンが付属するため、予備のマガジンを用意する必要はなさそうだ。音感センサーの巻き上げも俊敏で、弾上がり不良などは起きにくい

 


 

ARCTURUS

MUR MOD.C

ライトウエイトCQB電動ガン

 

 

DATA

  • 全長:720mm
  • 重量:2,370g
  • 装弾数:300発
  • 価格:¥21,590
  • お問い合わせ先:41PX

 

 

こんな人にオススメ!!

 

 握りこみやすい細身のM-LOKハンドガードやアンビセレクターやアンビマガジンキャッチなど、ユーザーフレンドリーな機能を盛り込んだうえでこの価格帯は正直すごいですね。マイクロスイッチを搭載していることから撃ち味もキレがあり爽快な仕上がりです。外見が少しおとなしめですがどのようなセットアップにも適応する能力があり、アクセサリーパーツ選びにも迷うことはないでしょう。オールラウンダーな電動ガンを探している人はぜひ一度手に取ってもらいたいですね。(コメント:ポスカ)

 

シンプルな構成ながらスタイリッシュにまとまっているデザインは質実剛健という印象を抱かせる。ハンドガードがメタル製となっているため重量は他モデルより若干重いが剛性と質感において有利なモデルとなっている

 

スポーツライン電動ガンでありながらアンビマガジンキャッチを備えているなど、実用面でのこだわりを感じさせるポイントも多い

 


 

S&T

AKMN

スポーツライン電動ガン フェイクウッド

 

 

DATA

  • 全長:915mm
  • 重量:2,370g
  • 装弾数:460発
  • 価格:¥24,200
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

 

 

こんな人にオススメ!!

 

 今までありそうでなかったAKタイプのスポーツライン電動ガンがついに登場しました。外装のクオリティも高く、剛性もしっかりしており良い作りのものとなっていますね。構造もシンプルなものとなっていますのでこれからエアガンの構造を覚えていきたい初心者やカスタムベースガンを探しているベテランまで幅広いユーザーにオススメできるモデルです。箱出しでも充分に使える性能だが、内部カスタムを少し行なうだけで大化けしそうなポテンシャルも感じられますね。(コメント:毛野ブースカ)

 

フルメタルの高価なモデルが多いAK市場に現れたAKのスポーツライン電動ガン。軽量なナイロン製レシーバー使用しつつ、随所にメタルパーツを用いることにより剛性と質感を高めている

 

スポーツライン電動ガンながら操作系は本格的なAK系と同じ実銃をトレースしたものとなっている。セレクターレバーは適度なクリック感があり良好なフィーリングがある

 

マガジンはスタンダードなプレス製となっており上位モデルと互換性がある。AK系独自の前にかけてマガジンキャッチを固定するというアクションも再現されており気分を盛り上げてくれる

 


 

S&T

HK416D 10RS

スポーツライン G3電動ガン

 

 

DATA

  • 全長:715mm/800mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,330g
  • 装弾数:340発
  • 価格:¥23,650
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

 

こんな人にオススメ!!

 

 特殊部隊での使用例などが多いことからHK416Dはサバイバルゲームにおいても人気が高く、様々なメーカーからフルメタルのモデルなどが販売されています。スポーツライン電動ガンというジャンルにおいてS&T製のHK416Dはコストパフォーマンスを追求するだけではなく、G3電子トリガーを搭載しているなど射撃性能にも妥協しない姿勢を見せており、独自の強みを持っているモデルです。現代の特殊部隊装備などで遊んでいるユーザーには興味深い選択肢のひとつとなりうる1挺ですね。(コメント:津軽太郎)

 

特殊部隊などでも使用例が多いHK416Dは人気が高く、そのスタイルに惹かれるユーザーは多い。S&T製のHK416Dはフルメタルの上位モデルと同じくG3電子トリガーを搭載しており、セミオート/フルオート射撃において高度な制御がなされている

 

レシーバーと4面レールハンドガードはナイロン樹脂製となっており軽量。また手触りも優しく、素手で握りこんでも痛みを感じにくい。各所に剛性を保つための補強が施されており軋みやガタといった不具合はない

 


 

Specna Arms

SA-C21-PDW CORE

スポーツライン電動ガン

 

 

DATA

  • 全長:570mm/665mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,500g
  • 装弾数:380発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp

 

こんな人にオススメ!!

 

 第4世代MOSFETである「GATE X-ASR」が搭載されていると聞き、期待をしながら撃ってみました。トリガープルが特徴的で遊び区間が終わると明確に固い感触が、そこからさらにトリガーを引くとスパッとシアが落ちるかのようにBB弾が発射されます。これは気持ちがいい。PDWストックはミニマムスタイルに振っている作りですが3段階調整可能で、私のように大柄なユーザーから小柄な方まで幅広く使えますね。コンパクトで扱いやすく、かつよく当たるというワガママを詰め込んだような電動ガンですので、アタッカー志向の方はぜひチェックしてみてください。(コメント:ポスカ)

 

サバイバルゲームを想定して、フィールド内を走り回りながらSA-C21-PDWの性能を検証しているポスカ。PDWストックのおかげで激しい動きをしても銃が邪魔にならない

 

PDWストックは最小まで短縮した状態でも使用することができる。精密射撃には向いていない使い方だが、中距離のマンターゲットであればこれでも充分に当たる

 

ハンドガードのM-LOKスロットは2個あるので大型のフラッシュライトなども装着できる。光学機器を搭載した場合はバーチカルフォアグリップなどを取り付けて使ってもよいかもしれない

 


 

後編はこちら

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年7月号に掲載されたものです。

 

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