エアガン

2023/06/29

カスタムAKのベースに最適!? S&T AKMNスポーツライン電動ガンの外装分解

 

 新発売のS&T AKMNスポーツライン電動ガンには金属パーツが多用されており、お買い得ながら上質さをも備えている。AKシリーズに興味があるというユーザーが最初に買うモデルとしてもオススメできる完成度を持っており、悪いところは見当たらない。だがひとつだけ気になったのはカスタムパーツとの相性だ。そこで外装の分解を行ない、各部の仕様をチェックしていく。

 


 

ベースガン

 

S&T

AKMNスポーツライン電動ガン フェイクウッド

 

 

DATA

  • 全長:915mm
  • 重量:2,370g
  • 装弾数:460発
  • 価格:¥24,200
  • お問い合わせ先:UFC

 

 

S&T AKMNスポーツライン電動ガンのレポートはこちら

 

ダストカバー&ボルトカバーの分解

 

レシーバー後端にあるボルト受けのボタンを押し、ダストカバーを開く。バッテリーを収納する際と同じ要領だ

 

ボルトカバーの受けボタンを目いっぱい押し込むと基部パーツからスライドし、取り外すことができるようになる

 

この時、圧縮されたスプリングによってボルトカバーや受けボタンが飛ばないように注意しよう

 

ストック&ハンドガードの分解

 

ストックはレシーバーと2本の六角ネジで結合している

 

上下に1本ずつネジがあり、これを緩めて外す

 

六角ネジ2本を外すとストックはあっけなく引き抜けた。寸法がしっかりしているようであり、引き抜く際に妙な引っ掛かりなども感じなかった。シンプルな作りなので、ストックががたつくような場合はこの六角ネジを締め込むだけで解決できそうだ

 

レシーバー側のストック基部の形状。​​​​​ストック基部は金属製で剛性も高く、サバイバルゲームでの使用にも耐えられる作りとなっている

 

ストック側。六角ネジ2本外すだけでストックを取り外せるので、ストックレス仕様にも気軽にできるのが嬉しい

 

ハンドガードは実銃同様にロックレバーを引き上げるタイプだ

 

ここもスムーズに動くので非常に分解しやすい

 

レバーを最大まで引き上げたらアッパーハンドガードを持ち上げて取り外す

 

ロアハンドガードの分解は固定金具の右側面にある小さなロックレバーを起こして位置合わせをする

 

適切な位置にレバーが来ると右側面に引き抜くことができる

 

ロックレバーが抜けるとロアハンドガードの固定金具はフリーな状態になるので、これをガスブロックの辺りまで前進させる。ロアハンドガードは一部がレシーバー側と組み合わさっているので、銃口側にスライドして取り外す

 

ロアハンドガードの固定方法はリアル系AK規格に近いものであり、様々なカスタムハンドガードが使えそうな予感を抱かせる。ダミーのバレルクリーナーは保持パーツから浮かせてずらすだけで脱着ができたので、カスタムへの適応力も高い

 

最後に細かい工夫を紹介。写真はグリップ底部のプラスネジを外してグリップを取り払った状態だ。モーターと配線を保護するために厚手のビニール材で覆われているのがわかる。こうすることで配線が暴れるのを防ぎ、製造過程で配線と端子が受けるダメージを最小限にしているのかもしれない。凝った作りである

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年7月号に掲載されたものです。

 

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