2023/06/18
気軽にふらり奥多摩ツーリングの魅力「クロスカブ 110」【カブに乗ろう】
街へ、山へ、海へ
どこでも出かけたくなる軽快な乗り心地
クロスカブ 110
私はクロスカブ110のオーナーではないのだが、クロスカブ110には楽しい思い出がある。今から3年前の夏、Webミスターバイクのインプレ記事で広報車のクロスカブ110に乗る機会に恵まれ、「ホンダクロスカブ110で60km先の神社仏閣を目指す『オレの圏央道』1泊2日地道ツーリング」と題して東京→成田→つくば→館林→秩父→勝沼→相模湖→東京という2日間で約500km走破するツーリングを行なった。
朝から晩まで走りっぱなしで、クロスカブ110の魅力を十二分に体感できた。
クロスカブ110に乗車するのはその時以来で、走り出すとシフトの感触や乗り心地など3年前の記憶が蘇ってきた。再びクロスカブ110に乗れるとは思いも寄らなかった。
さて、今回は時間が限られていることもあって前回のような大冒険はできないので、自宅から行きやすい奥多摩にある日帰り温泉に出かけることにした。国道20号線(甲州街道)沿いにある自宅を出発して国道20号線を立川方面にひたすら走る。
日野橋交差点から新奥多摩街道方面に進み、都道7号線(睦橋通り)に入って五日市駅方面に向かい、JR武蔵五日市駅前から都道33号線を檜原村方面に道なりに進む。
いつしか住宅街はなくなり森が続く景色へと変わる。
都心から60kmほど、東京とは思えない景色が続く。都道33号線から都道206号線方面に進み、やがて第1目的地の「檜原温泉センター 数馬の湯」に到着。ここに来るのは10数年ぶりだ。
次に向かったのは「多摩源流 小菅の湯」。都道206号線を「檜原都民の森」を目指す。ここはツーリングスポットとして人気があり、当日も多くのライダーが走っていた。カーブとアップダウンが続く道だが、クロスカブ110は健気に走ってくれる。周りの景色を堪能しながら国道139号線を小菅村方面に進むと目的地である「道の駅 こすげ」に到着。山奥にもかかわらず多くの人が訪れている人気スポットだ。
「多摩源流 小菅の湯」に入った後は最終目的地である「丹波山温泉 のめこい湯」に向けて都道16号線を丹波山村方面に進む、途中雨がパラついたが到着する頃には止んでいた。
「丹波山温泉 のめこい湯」を堪能して、行きと同じ道を通って自宅に戻った。走行距離は約190km、燃費はリッター約62kmだった。前回乗った時も同じような燃費だったので、日帰りツーリングならワンタンクで充分遊べる。
今回、新型C125を含めて現行のスーパーカブシリーズに試乗する機会があった。CT125・ハンターカブや新型C125はかなり魅力的だが、個人的にはクロスカブ110が気に入った。スーパーカブ特有の乗り心地や好燃費に加えて、アウトドアギアテイストにありがちな無骨さはなく、日常使いで肩ひじ張らずに乗れる。このまま乗り続けたかったが、いつの日か乗れることを期待してお別れした。
TEXT/PHOTO:毛野ブースカ
撮影協力:ホンダモーターサイクルジャパン
(※この記事は2021年の情報になります)
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