エアガン

2023/06/02

ロマンと実射性能を兼ね揃えたガスショットガン5選【2023年版】

 

 エアガンの中でも、ショットガンは実銃のように複数のBB弾を同時発射できるものが多い。1本のインナーバレルから複数のBB弾を発射すると初速低下などが起こるが、3本のインナーバレルから各1発ずつBB弾を同時発射する東京マルイのシステムが開発されたことでその問題は解決し、今や主流となっている。

 パワーソースはエアコッキングとガス、そして電動があり、中でもガスショットガンはフロンガスを用いるためランニングコストがかかるというデメリットはあるものの、軽いコッキングで撃てることから扱いやすく、メカニズムもリアルという特色を持っている。

 今回はそんなガスショットガンを5つピックアップしてご紹介しよう。

 



東京マルイ

ガスブローバックショットガン

SAIGA-12K

 

 

DATA

  • 全長:895mm
  • 重量:3,100g
  • 装弾数:45発
  • 価格:¥60,280
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

 SAIGA-12K(以下サイガ)は、AKシリーズのスタイルと操作性はそのままにショットガン化した異色のセミオートマチックショットガンである。撃ち応えはショットガンそのものだが、ボックスマガジンによる素早いマガジンチェンジやAKシリーズ用のパーツが一部流用できることからハンティングや3ガンマッチ用として人気を博している。そんなサイガが東京マルイから同社初の3発同時発射とセミオートで連射できるガスブローバックガンとしてリリースされる。新規開発のブローバックエンジンを搭載し、チャンバー内に残弾がなくなるとボルトが前進、ハンマーがダウンした状態となるAK特有の機構を再現すべく、マガジン内にガスが残っていてもボルトが前進しハンマーがダウンして作動が停止する「オートストップ機構」を搭載。実射してみるとその豪快なリコイルを体感できる。

 


 

東京マルイ

M870タクティカル

 

 

DATA

  • 全長:954mm
  • 重量:2,680g(空マガジン、ガスタンク含む)
  • 装弾数:30発
  • 価格:¥38,280
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

 レミントンの傑作ポンプアクション式ショットガンM870をモチーフにした東京マルイのガスショットガンM870シリーズ。軽快で実銃のような作動音が楽しめるポンプアクション、発射弾数が3発⇔6発で切り替えできるシステム、発射弾数に関係なく安定したホップがかかるダブルホップアップシステム、デタッチャブルガスタンク、エアーショットガンシリーズと共通のショットシェル型マガジンなど、高いユーザビリティと実射性能を誇る。M870タクティカルはXSタイプサイトとマウントベース、ブラックの樹脂製ストック&フォアエンドが標準装備されたタクティカルテイストなモデルだ。

 


 

東京マルイ

ガスショットガン

KSG

 

 

DATA

  • 全長:663mm
  • 重量:2,900g(空マガジン、ガスタンク含む)
  • 装弾数:30発
  • 価格:¥43,780
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

 アメリカのケルテックが開発したブルパップスタイルのポンプアクション・ショットガンをガスショットガンで初再現。外観は実銃から採寸し、アルミ削り出しアウターバレル、ダイキャスト製インナーフレーム、アルミプレス製チークピースなど、実銃の素材の違いをリアルに演出。2本のチューブラーマガジンは、片方はメインホルダー、もう片方はスペアホルダー(2本収納可能)として機能。発射弾数は3発⇔6発に切り替えでき、固定式ダブルホップアップシステムを搭載している。

 


 

マルゼン

M1100 WS

(ウッドストックバージョン)

 

 

DATA

  • 全長:1,045mm
  • 重量:2,900g
  • 装弾数:7発
  • 価格:¥49,280
  • お問い合わせ先:マルゼン

 

 

 マルゼンのM1100はオートマチックショットガンとして知られるレミントンM1100をモデル化。ブローバックによってショットシェルを自動的に装填・排莢するという実銃のようなアクションを楽しめる、ライブカート式のガスブローバックショットガンであり、リアルさ重視の方にお薦めだ。インナーバレルを3本備える東京マルイのシステムとは異なりこちらはインナーバレル1本で、専用のショットシェルに1~3発程度(実際にはもっと入るが、メーカー推奨は3発まで)込めて、複数同時発射できる(この発射システム自体は東京マルイの方式よりも以前から存在する)。安全対策および銃刀法に抵触しないようチャンバーレス構造を採用しているため、ボルトはブローバックするものの実際にはショットシェルがチャンバーに送り込まれることはない。ショットシェルは同社のM870シリーズと共通。写真は木製のストック&フォアエンドモデルである。

 


 

S&T

ウインチェスターM1887

レバーアクションガスショットガンリアルウッド

 

 

 

DATA

  • 全長:967mm
  • 重量:2,220g
  • 装弾数:5発(ショットシェルにBB弾は3発装填可能)
  • 価格:¥36,080
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

 

 

 ウインチェスターM1887はレバーアクションによって装填・排莢を行なうショットガンであり、S&Tはライブカート式ガスガンで実銃同様のローディングアクションを再現。こちらもインナーバレルは1本で、シェルの装弾数は5発。1個のシェルにBB弾を3発まで装填でき、複数同時発射に対応するのはマルゼンのシステムと似ている。発射後レバーを下げると撃ち終わったショットシェルがエジェクトされるという、リアルなアクションがたまらなく魅力的だ。バリエーションが豊富で、仕上げもブラックとシルバーが各タイプに用意されている。再販されたら手に入れたい1挺だ。

 


 

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