2019/02/17
春夏に向けてトレーニングを始めるなら今だ! ~大胸筋&腹筋を鍛えよう~
まだまだ寒い日々が続くし、なかなか身体を動かす気持ちにならないだろう… しかし、来るべき春夏に向けて肉体改造、シェイプアップをしたいなら、今から始めないと間に合わないゾ! そこで、今月からは筋肉の鍛え方を人気の部位に分けて、紹介していこう。
元自衛官YAMAが教える、実戦向け肉体改造
大胸筋トレーニングの定番、ベンチプレス。正しいフォームを覚えれば、効果的に胸を鍛えられる
今まで色んな筋トレを紹介して来ましたが、本日は「大胸筋」についてお話ししようと思います。
実は私が自衛隊の頃、筋トレの中でも1番手をつけていなかったのが大胸筋です。ベンチプレスという存在は知っていたので、体育館にある器具を使ってベンチプレスをやってみたものの、当時は肩を使ってしまっていたらしく、「全然胸に来ないなあ…」と感じ、結局そこから手付かずでした。
今、思えば体力検定で行なわれる「腕立て伏せ」はほとんど肩の筋肉を使っていて、骨をロックしてしまい胸の筋肉は使えていませんでした。
また、銃を構える時など胸を鍛えておけばもっとがっちり固められ、安定感が上がり射撃検定の時にはもっといい成績が残せたのかなと少し悔しい気持ちです。
今では筋トレに本腰を入れ、「大胸筋」の重要性、鍛え方を知りました。
読者様はサバゲをしてらっしゃる方がほとんどだと思います。今の時点で構える時の安定感がない、構えるスタミナが続かない、もっと命中率を上げたいと思ってる方がいらっしゃいましたら、ぜひ大胸筋トレーニングをしてみましょう(*^^*)男性はハマってしまうと思います。
自重トレーニングで大胸筋を鍛えるなら、プッシュアップが効果的だ
トレーナーの中林さんと村田さん。2人とも元自衛官。自身の経験を活かし、使える体作りを丁寧にサポートしてくれる
モデル:YAMA(元自衛官)
撮影:須田壱(スタジオゼット)
協力:
シーズンズ
ビッグファイタープロジェクト
春夏に向けてトレーニングを始めるなら今だ!
腹筋 ~Abdominal Muscle~
“夢のシックスパック”には誰も憧れることだろう。
しかし、腹筋なんてものは、痩せれば誰でも割れているものなのだ。例えば、痩せている小学生でも割れているし、細身の女性でも腹筋のカットが見える。
腹筋で大事なのは、腹筋が見えるほどシェイプアップしたときに、どれだけ深いカットを作れるかなのだ。
ここでは、初級から上級まで腹筋のトレーニングを紹介していく。フォームを間違えると背中に負荷が掛かり、痛めることもあるので注意してトレーニングしよう。
クランチ
腹直筋に効果がある自重トレーニングの定番。上体を起こすイメージでなく、おへそを見るイメージで背中を丸めるようにする。上体を戻したときに頭が床に着いてしまうと、負荷が抜けてしまうので、注意しよう。
アブコースター
マシーンを使った腹筋のトレーニング。太腿を引き上げる形で決まったフォームでトレーニングできるので、腰を痛めづらい。また、ウェイトの追加によって負荷を高められるので幅広いトレーニーに対応している。主にはジムで行なうトレーニングだが、簡易的なものなら、1万円を切る比較的安価なものもあるので購入を考えてもよいだろう。
上級編
チンニングまで使うバーを使用したトレーニング。足を高く上げて左右に振る。腹直筋、腹斜筋を同時に鍛えられるトレーニングだが、負荷が高いので無理をしないように気をつけよう。鉄棒などあれば、近くの公園などでもできるトレーニングだ。
協力:池袋オーダーメイドパーソナルトレーニング BodyReBorn
TEL:080-4054-1146
この記事は2019年3月号 P.208~209より抜粋・再編集したものです。