2023/02/26
【海外エアガン】近代改修されたロシア系エアガン3選【LCTエアソフト】
AKエアガン×モダナイズド
LCTエアソフトは質実剛健なエアガンが多く、中でもAKエアガンが数多くラインアップされている。今回はその中からロシアの気風を感じさせる、モダナイズドされたエアガンを3つピックアップしてご紹介しよう。
LCT エアソフト
LPPK-20
DATA
- 全長:660mm/720mm(ストック伸長時)
- 重量:3,005g
- 装弾数:50発×2(ツインマグ)
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:LCT エアソフト
2020年にロシアで発表された新型サブマシンガンが早くも電動ガンで登場。Vityazの愛称を持つPP-19サブマシンガンの改良型であるPPK-20を再現したこのモデルは、9mm×19弾に口径変更されたレシーバーやマガジンハウジングを備えており、トップレール付きのレシーバーカバーやAK12スタイルのグリップ、多段階調整可能なマルチフォールディングストックなど、実銃の持つ特徴を余すとこなく再現したモデルだ。特に2020年仕様のAK-12と共通のマルチフォールディングストックはエアガンで初再現されたものであり、現状ではLPPK-20以外の機種では装着例がないものだ。50発装填可能なマガジンはマガジンクリップにより2本連結された状態で付属するので、箱出し状態でツインマガジンとなるユニークな製品だ。
LCT エアソフト
LCK-12
DATA
- 全長:685mm/945mm
- 重量:3,800g
- 装弾数:130発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:LCT エアソフト
AK74をモダナイズドした第5世代のAKをモデルアップ。トップレールが備わったレシーバーカバーを備えておりドットサイトなどの光学機器を装着できるようになっている。AK74から改良する際にレシーバーカバーの固定方法が変更されたため、光学機器を搭載してもグラついたりすることはない。LCTエアソフトの製品らしく高い剛性を持っており、構えると各パーツが強固に結合している一体感がある。ストックは伸縮調整できるものが標準装備、グリップは程よい太さのフィンガーチャンネル付きのものだ。ロシア軍の新型制式採用銃ということもあり非常に扱いやすく、新世代のAKとしてスタンダードな存在に成り得るポテンシャルを秘めた1挺だ。
LCT エアソフト
ZKS-74M
DATA
- 全長:710mm/910mm(ストック展開時)
- 重量:4,100g
- 装弾数:130発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:LCT エアソフト
モダナイズドAKによく見られるカスタムパーツがZenit製のものだ。マズルブレーキやハンドガード、レシーバーカバー、ストックなどM4カービン用とは趣きの異なる飾り気のないデザインが特徴だ。LCTエアソフトがリリースしたZシリーズ電動ガンは、このZenit製カスタムパーツが付属したカスタムモデルをモチーフにしている。ZKS-74MはスタンダードなAK74Mをベースにし、各種光学機器が搭載できるB-33タイプのレシーバーカバー、Zenitカスタムの代表的パーツであるB-30+B-31Cタイプハンドガード、さらにDTK-1タイプマズルブレーキが付属していたモデルだ。ロシア特殊部隊装備をするならチェックしておきたいモデルである。
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2023年2月号 P.115をもとに再編集したものです。
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