エアガン

2023/02/17

エアガンで楽しめる唯一のイサカ「KTW イサカM37フェザーライト エアコッキングガン」

 

アメリカのロングセラーショットガンを再現

 

KTW イサカM37フェザーライト エアコッキングガン

 

 イサカM37ショットガンはアメリカで1937年から販売され続けているロングセラーモデルだ。軽量さが特徴で「フェザーライト」の愛称で親しまれ、シンプルな構造ながら信頼性も高く、古くから警察や米軍で数多く使用されてきた名銃である。そんなイサカM37を20年以上にわたってエアコッキングガンで発売しているのがKTWだ。

 

スポーツラインの先駆け的存在のロングセラーショットガン

 

 「他社と競合しない機種を選び、独自のメカニズムを採用すること」を基本理念としているKTW。数ある同社の製品の中でもエアコッキング式のイサカM37シリーズは、1990年代半ばに登場した初代(KTWオリジナル)のメカニズムをもとに、韓国のドンサンで製造された2代目(Newイサカ)である。

 

KTW イサカM37フェザーライト エアコッキングガン

 

 今でこそショットガンモデルのエアガンは数多くラインアップされているが、1990年代から2000年代にかけて実用性に優れていたKTWのイサカM37シリーズは貴重な存在だった。樹脂製パーツを多用してリーズナブルな価格ながらリアルな外観を実現しているという点では、いわゆるスポーツラインの先駆け的なモデルである。

 

KTW イサカM37フェザーライト エアコッキングガン
樹脂で再現されたシンプルな形状のストック

 

KTW イサカM37フェザーライト エアコッキングガン
ショットガンらしいビーズサイトが付属したバレル

 

KTW イサカM37フェザーライト エアコッキングガン
実銃のイサカM37はエジェクションポートが下側に設けられており、側面がのっぺりしているのが特徴だ

 

 発射弾数が1発もしくは2発にセレクトできるユニークなメカ、カセット型マガジンを採用するなどエアガンとしても合理的な設計がなされており、可変ホップアップの導入など細かな部分のアップデートを繰り返しつつ今なお人気のある息の長い製品となっている。

 

KTW イサカM37フェザーライト エアコッキングガン
カセット型マガジン(46発+6発)はチューブラーマガジン内に収まる

 

KTW イサカM37フェザーライト エアコッキングガン
バレル右側に発射弾数を切り替えるレバーが設けられている

 

 バリエーションには今回紹介しているオーソドックスなフェザーライトのほかに、バレルとストックを短くしベトナム戦争で活躍したソウドオフ、ショートバレル&ピストルグリップ仕様のポリスがラインアップされている。
 エアガンでイサカを使いたいときにとても重宝するKTWのイサカM37シリーズ。これこそまさに「他社と競合しない機種」を選んだことが成功したと言える1挺であろう。

 

KTW イサカM37フェザーライト エアコッキングガン

 


 

KTW
イサカM37フェザーライト エアコッキングガン

 

DATA

  • 全長:1,020mm
  • 全高:180mm
  • 全幅:43mm
  • 重量:1,450g
  • 装弾数:46発+6発
  • 価格:¥20,680
  • お問い合わせ先:KTW

 

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年2月号 P.102をもとに再編集したものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×