エアガン

2022/12/04

近未来的デザイン×ストレートプル方式の狙撃銃「キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade」

 

特徴的なストレートプル機構を搭載したR93を再現

 

 ブレイザーR93はドイツのブレイザーが開発したボルトアクションライフルだ。同社は、かのSIG SAUERの傘下にあり、R93もそのイメージに違わぬ高い精度の銃として知られている。構造上最大の特徴と言えるのは、ボルトにストレートプル機構を採用している点だ。

 

キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade
▲Blaser R93 LRS1エアーコッキングライフル高級版

 

 ストレートプル方式は文字通り、ハンドルをまっすぐ引いて戻すだけで排莢・装填が完了する方式である。これにより、R93はボルトアクションライフルとして遜色ない精度と連射性能の両立に成功した。一般的な狩猟用ライフルのフォルムを持つ通常モデルのほか、競技用ライフルを基に開発されたLRS(Long Range Sporter)と呼ばれるモデルが存在している。LRSはまるでSF銃のような独特のデザインが人気で、メディアへの出演機会も多い。どこかで見たことはあるという方も多いのではないだろうか?

 

お好みで選べる2グレードをラインアップ

 

 キングアームズはR93 LRS1をエアコッキングガンとしてモデル化。レシーバーの特徴的な形状を見事に再現している。ラインアップは高級版とUltra Gradeの2つ。

 

キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade
高級版は実銃同様、ボルトハンドルが前後にスイングする閉鎖方式を再現。動きは滑らかで、ワンアクションでしっかり動作してくれる

 

キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade
フォアエンド下面にはバイポッドが取り付け可能。その後方のボタンがマガジンリリースボタンだ

 

キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade
高級版はバレルに刻まれたフルートも再現している

 

 高級版ではストレートプルアクション機構を完全再現し、特徴的な外観とともにリアルな操作感を楽しむことができる。一方、Ultra Gradeは高級版よりも軽量になっており、リーズナブルな値段と合わせて手に取りやすいモデルとなっている。

 

キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade
▲Blaser R93 LRS1エアーコッキングライフルUltra Grade

 

キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade
Ultra Gradeではハンドルの動作はオミットされているが、ストレートプルアクション自体は健在。本体の軽さと相まって、サバゲーで活躍してくれそうだ

 

キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade
Ultra Gradeでもバレル長は変わらないので高い命中精度が期待できる

 

キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade
指で取り出しやすいようにフックが付いたマガジンはフォアエンド付近に収納される。装弾数は50発

 

 簡略化されているもののUltra Gradeもストレートプル方式となっており、サバゲーに使うには充分な性能を有している。高級版もUltra Gradeも「人とは違う銃を使いたい」というユーザーにはぴったりの1挺だ。

 

キングアームズ Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade

 

*写真のライフルスコープ、マウントリングは別売です

 


 

キングアームズ
Blaser R93 LRS1 エアーコッキングライフル 高級版/Ultra Grade

 

DATA

  • 全長:1,150mm
  • 重量:3,170g/3,060g
  • 装弾数:50発
  • 価格:¥52,800/¥41,800
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:凛咲子(Risako)
PHOTO:須田壱
HAIR&MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:バトルシティ

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年1月号 P.23をもとに再編集したものです。

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