2020/12/03
SILVERBACK AIRSOFT「デザートテックSRS-A2 エアコッキングガンシリーズ」製品レビュー
ブルパップスタイルのハイエンドモデルにNEWバージョンが登場
2008年に香港のコアなシューターやサバイバルゲームゲーマーたちによって設立されたSILVERBACKエアソフトは、コストにこだわることなく自分たちが欲しいエアガンを作るメーカーだ。なかでもSRS-A1ライフルは同社のフラッグシップモデルとして発売されて以来、一部の精密射撃シューターから絶大な支持を得ていた。それが今回A2モデルとしてバージョンアップ。
▲SRS-A2 22インチ
▲SRS-A2 コバート16インチ
▲SRS-A2 スポーツ16インチ
外観はデザートテックとの正式契約により2019年のショットショーで発表された最新モデルを完全再現。CNC削り出しのアルミ製SRSモノコックレシーバーにはデザートテックの刻印がシッカリと入れられている。またアルミ削り出しのアウターバレル、ハンドガードも非常に軽量で耐久力も確保、ストックも非常に精緻で高機能だ。
レシーバーにはデザートテックとの正式契約により正確な刻印が入る。シリアルナンバーは1挺ずつ割り当てられている
大型のボルトハンドルによりボルトの操作性が向上している。ボルトはストロークが短めで速射もしやすい
ラバーパッドが装着されたバットプレート。スペーサーを調整することで適切なアイポイントが得られる
2箇所のQDスイベルポイントを装備しているハンドガードは最新のM-LOKを採用
もっとも長いモデルで全長980mmはM16と同じくらいだが、バレル長は750mmと本格的なスナイパーライフルサイズを実現。SILVER BACKエアソフトは22インチと16インチバレル仕様をチョイスした。
22インチとコバート16インチにはサイドポートタイプのフラッシュハイダーが装着される
スポーツ16インチはキャップを外すと別売の専用サイレンサーを付けるためのネジが現れる
シリンダーは充分なエア容量を持ち、安定した初速が得られる。ボルト操作も一般的なコッキングライフルに比べてスムーズに感じられるほどだ。また、2点式の可変ホップアップを備え、カメラ用三脚にマウントできるようになっている。
左右にある2本のスクリューを使ってホップ調節を行なう。通常のホップ調整に比べ縦掛けでなく左右にも調整が可能になる
本体下部にはカメラ用三脚を取り付けるためのネジが付いている(写真右下)。細かい調整を効率的に行なうのにこれほど適切なアイテムはないだろう
SRS-A2はエアガンに対する高い知識が求められるが、コッキングライフルの最高峰といえるエアガンだと断言できる。
DATA
SRS-A2 22インチ
- 全長:865mm
- 重量:2,525g
- 装弾数:30発
- 価格:¥93,000(ブラック、FDE、OD)
SRS-A2 コバート16インチ
- 全長:708mm
- 重量:2,350g
- 装弾数:30発
- 価格:¥87,000(ブラック、FDE、OD)
SRS-A2 スポーツ16インチ
- 全長:691mm
- 重量:2,240g
- 装弾数:30発
- 価格:¥70,000(ブラック、FDE、OD)
- お問い合わせ先:エンテン
TEL078-904-8118
※ライフルスコープ、マウントリングは別売です
TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:本庄鈴
HAIR & MAKE UP:西田聡子
撮影協力:バトルシティ
この記事は月刊アームズマガジン2021年1月号 P.70~71より抜粋・再編集したものです。