2022/11/25
狙撃にお薦め!! よくわかるショートスコープの使い方【初心者向け】
ショートスコープを使ってみよう!
サバイバルゲームやシューティングに欠かせない光学照準機器。特に人気なのは軽量・小型なドットサイトだが、今回紹介したいのはショートスコープだ。近年急速に人気を集めているショートスコープであるが、その使い方は単純なドットサイトの代替品というわけではない。意外と知らないショートスコープの運用法を、実銃界隈の知識も豊富な毛野ブースカ師匠監修のもとご紹介しよう。
遠・近距離のターゲットに即応!
サバゲーをやっていると、遠距離・近距離それぞれに相手プレイヤーが現れることがある。こういう時こそショートスコープが輝く。低倍率で近距離の相手、高倍率に変更して遠距離の相手と、素早く複数の相手を倒すことができる。ドットサイトとマグニファイアの組み合わせなどでも同じことはできるのだが、可変倍率によって対応可能な距離の幅が広いというのがショートスコープの強みだろう。
敵味方を識別!
実銃界隈でショートスコープが普及した事情の1つとして、ドットサイトなどの等倍サイトより敵味方の識別がしやすいというものがある。中東の市街地など入り組んだ場所では敵味方が入り乱れて遠目に判別しにくいため、CQBにも対応できつつある程度遠くまで確認できるショートスコープが最適だった、というわけだ。
サバゲーでもこの活用法は有効で、フレンドリーファイアによって味方を退場させてしまい気まずくなるのを防いでくれる。余裕のある時は試してみよう。
ショートスコープのニガテなこと
ショートスコープが活躍できることを語ってきたが、もちろん苦手な局面も存在する。例えばインドアフィールドなどで頻発する超至近距離での遭遇戦。比較的軽量とはいえドットサイトよりは重いため、近距離で素早く照準を合わせるのは少し苦手だ。ショートスコープは近〜中距離向けとはいえ、バリバリ前線に突撃するよりも慎重に立ち回るタイプのプレイヤーに向いたアイテムだと言える。
TEXT:ポスカ
監修:毛野ブースカ
撮影協力:ビレッジ1
この記事は月刊アームズマガジン2022年11月号 P.58~59をもとに再編集したものです。