2022/07/31
アメリカ陸軍制式セミオートスナイパーライフルが電動ガンに「E&C KAC M110 SASS 電子トリガー搭載電動ガン」
米軍のSASS計画に基づくスナイパーライフル
近年、セミオートタイプのスナイパーライフルがもてはやされているが、その走りと言えるのがアメリカ陸軍のM110 SASSである。実銃のM110 SASSはアメリカ陸軍がイラク・アフガニスタン戦争の経験から、速射性に劣るボルトアクションライフルM24 SWSに代わるセミオートスナイパーライフルの必要性を感じ、SASS(セミオートマチック・スナイパー・システム)計画を立て、トライアルの結果、ナイツアーマメントのものが選ばれた。
AR10のモダナイズドモデルのSR-25をベースに、専用サプレッサーが装着できる20インチヘビーバレル、フリップアップフロントサイトが組み込まれ4面ピカティニーレール仕様のURXⅡハンドガード、アンビコントロールレバー、バットストックが調整可能な固定ストック、オールタンカラーフィニッシュとなっている。
リアルな外観に仕上げたハイスペックな電動ガン
E&Cはこのモデルを電動ガンでリアルに再現。ナイツ刻印が施されたオールタンカラーのボディに加えて、セレクターレバーやマガジンキャッチ、バットプレートはライブで作動する。また実銃とは異なり電動ガンではフルオート射撃が可能なのでサバゲーウェポンとしての実用性が高いのもポイントだ。
内部には電子トリガーシステムが搭載されており実射性能に抜かりない。セミオートタイプのスナイパーライフルが欲しい方にお薦めだ。
E&C
KAC M110 SASS 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー
DATA
- 全長:1,035mm/1,080mm(バットプレート伸長時)
- 重量:2,915g
- 装弾数:94発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:葉月愛梨
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:狩野絵梨奈
撮影協力:東京サバゲパーク
この記事は月刊アームズマガジン2022年9月号 P.80をもとに再編集したものです。