エアガン

2022/07/01

手頃な価格で楽しめる特殊部隊エアガン「S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガン」

 

M4カービンに取って代わる存在となったHK416

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK

 

 M4カービンをより確実に作動させるために、M4カービンの特徴であるリュングマン式からショートストロークガスピストン式へと変更するなどの改良が加えられ誕生したのがHK416だ。その信頼性の高さが認められ、当初から特殊部隊での使用率が高かったが、現在ではノルウェーやフランス、ドイツなどで制式採用されるなどM4カービンの派生型として成功を収めている。トイガンでもHK416の人気は高く各社がこぞってリリースしているものの多くが高額設定となっている。

 

特殊部隊御用達のHK416を手頃なスポーツラインで

 

 今回紹介するS&TのHK416Dは手頃なスポーツラインシリーズとしてラインアップされた。しかも電子トリガーが装備されたG3メカボックスを搭載。電子トリガーによるキレの良さが加わり快調そのものだ。意外かもしれないが強化樹脂製なので剛性が高く、ラフに扱っても簡単にはヘタらないのでサバイバルゲームにも最適だ。バレル長は14.5インチと10インチがラインアップ。

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
▲HK416D 14.5RS スポーツラインG3電動ガンBK

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
▲HK416D 10RS スポーツラインG3電動ガンBK

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
ハンドガードは強度が高い強化樹脂製だ。溝に刻まれたナンバリングなど再現性も高い

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
ピストルグリップは手にフィットしやすい下部に向かって膨らんでいくHKタイプがチョイスされている

 

スポーツラインながらモデルごとに異なる仕様を再現

 

 またこのシリーズでは、同じHK416Dでありながらバレル長の違いだけでなくサイトやストックなどをそれぞれ別の仕様で再現している。実に手の込んだスポーツライン電動ガンなのだ。

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
14.5インチバレルはM4カービンと同様の段付きバレル

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
14.5RSのフォールディングフロントサイトはロープロファイルなナイツタイプ

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
10インチモデルには可倒式のフロントサイトが装備されている

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
14.5RSのリアサイトは工具不要のダイヤル操作で上下左右に細かく調整ができる600mタイプ

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
10RSに付属するHKタイプのドラム式サイトシステムは距離に応じた最適なサイティングが得られる

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
HKタイプストックは10RSに付属。厚手のバットプレートやスリングループなど機能面を最優先させたHKらしさが感じられる

 

S&T HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK
14.5RSのストックは定番のクレーンストックタイプ。バッテリーの収納も可能で使い勝手がよい

 

 価格も抑えられているので入門用としてはもちろんカスタムガンのベースとしても最適なS&TのHK416Dシリーズ。スポーツラインと侮ることなかれ、傑作のひとつだと太鼓判を押せる1挺だ。

 


 

S&T
HK416D 14.5RS&10RS スポーツラインG3電動ガンBK

 

DATA

  • 全長:805~885mm/715~800mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,354g/2,330g
  • 装弾数:340発
  • 価格:¥25,850
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

*データは前が14.5RS、後が10RS

 

TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:かざり(Kazari)
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:伊達美紀

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年8月号 P.68~69をもとに再編集したものです。

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