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2022/10/19

海兵隊式・戦闘帽の被り方!!【らんまるぽむぽむの「入門!海兵隊」】

 

世界最強とも称される米国海兵隊に入門!

 

 装備の身に着け方や基本教練などの海兵隊式の基本技術を、元海兵隊員の指南で学んでいきます! 戦闘服とブーツの米国海兵隊式着こなし術をここまで学んできて、見た目はかなり本格的に仕上がってきた、らんまるぽむぽむタイプα。今回は、仕上げの「帽子編」にチャレンジ!

 


 

 兵士たちが被る帽子は「ブッシュハット」「ベレー帽」「識別帽」など数種類あるが、今回は「戦闘帽」の被り方を紹介する。普段何気なく着用している人も多いと思うが、海兵隊では帽子の被り方も驚くほど細かく規定がある。正しい着こなしを学ぶ前の独自に被っていた頃と、学んだ後では変化がすごい。戦闘能力も100倍上がったのでは、と思うほど見違える。
 海兵隊の精強な見た目は、厳しい訓練をこなした結果であるのと同時に、繊細で緻密な規定を日々クリアした結果なのだと改めて感じた。海兵隊員へのリスペクトも込めて、今後も戦闘服はしっかり着こなしていきたい。海兵隊入門作戦、状況開始であります!

 

講師:リース軍曹

らんまるぽむぽむの「入門!海兵隊」~ブーツの履き方編~
2010年に傷痍退役した元海兵隊員。中学時代までを日本で過ごしたバイリンガルで、現在は語学専門家として翻訳・通訳などに従事している。Twitterアカウント:@Dio_Morte13 

 

どこがダメなのか当ててみよう!

 

BEFORE

 

※本記事で使用している衣類・装備類は、すべてらんまるぽむぽむタイプαの私物を使用しています

 

 写真は何も意識せずに被ってみた状態。ここから修正点を確認していこう!

 

 

 今回着目すべき点は「ツバの曲がり」「帽子の深さ」「横から見たときのライン」「髪型」の4カ所!

 

ツバの曲がり

 

 

○ 丸く形を整えておく。筒状のものに足ゴム等でツバを丸めた状態で固定。2~3日放置するといい感じに丸身を帯びたツバの完成!

 

× 新品の帽子のツバは真っ直ぐだが、そのまま被るのはNG!

 

丸くしつけておくのがポイント

 

帽子の深さ

 

 

 帽子の被り方は、帽子の前から被り、前を合わせたあとに後ろを引き下ろし調整する。

 

 

 人差し指と中指の2本を揃えて、鼻筋に添わせる。中指に帽子のツバが軽く触れるくらいの深さまで被る

 

正しい着用例。帽子の天井は真っ直ぐ!

 

ダメな例。深く被りすぎて、帽子の天井に頭のシルエットが浮かび上がっている!

 

横から見たときのライン

 

 

○ 真っ直ぐ地面と並行に被る!

 

× 横から見たとき、帽子の縁が斜めになるのはNG!

 

髪型

 

 

○ すっきり収める! 女性海兵隊員の前髪の収め方は、オールバックにすることがポピュラーだそう。横の髪も耳にかける。髪の長さなどにも規定があるが、それはまた別の機会に!

 

× 前髪は前に垂れたり、視界の邪魔になるのはNG!

 

耳は出す!

 

 

正しい着装

 

AFTER

 

 

 お見合い写真に使いたいレベルに輝いてる!! 着こなしだけで別人級に変わる! 正しくキリッと着てサバゲーフィールドで目立とう!

 

私史上1番カッコいい!

 

らんまるぽむぽむタイプα
ガスマスクタレント。可愛すぎる女芸人3位。防災士。軍隊サバイバル術研究家。ブッシュクラフトアドバイザー。自身のYouTube「ぽむTUBE」でミリタリーやサバイバル関連の動画を投稿している。単行本「彼氏にしたい陸自装備ベスト10」を出版

 

TEXT:らんまるぽむぽむタイプα/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年11月号 P.126~127をもとに再編集したものです。

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